連載コラム

(2016年07月28日)

[ 2016年7月28日 ]

巨大壁と柔軟な骨組みで「長周期」対策

 大成建設は鉄筋コンクリート造の高層マンション向けの地震対策構法「TASS-Flex FRAME」を開発した。巨大壁と柔軟な骨組みで、免震建物並みの揺れの低減効果を発揮する。この技術を採用すると、免震建物に必要だった免震層構築のための地下工事が減るほか、制振建物に配置するダンパーの数を半分以下に抑えられる。免震を採用した場合と比べ、建物の建設コストを数パーセント削減できるという。

(2016/07/27)

1mm単位で寸法対応できる屋根一体型太陽光発電システム

 LIXILの屋根一体型太陽光発電システム「ソーラールーフ」が、さまざまな屋根寸法に対して1mm単位の調整が可能となった。2016年8月1日に受注開始する。「ソーラールーフ」に、調整機能のあるアルミ調整材を採用して、屋根寸法に1mm刻みで対応できるようになった。調整材は幅方向だけでなく、流れ方向にも採用しており、アルミ調整材をスライドさせれば、ソーラーパネルの寸法に合わない屋根にもジャストフィットする。

(2016/07/27)

揺れに応じて減衰性能を変える免震

 大成建設はカヤバシステムマシナリーと共同で、建物の揺れの大きさに応じて減衰性能を変えられる「T-Sオイルダンパー」の改良技術を開発した。ダンパーの可動範囲を350mmから800mmに広げて、中小規模の建物だけでなく、超高層建物にまで適用範囲を拡大した。2015年11月に国土交通大臣の免震材料認定を取得している。切り替え型のオイルダンパーを使えば、巨大地震や長周期地震動に対して免震建物の安全性を高められる。

(2016/07/26)

倒立振り子を使ったコンパクトな制振

 大林組は、上向きに重りを配した「倒立振り子」を使うコンパクトな大地震対応TMD(チューンドマスダンパー)制振装置を開発した。TMD制振装置は、建物頂部に設けた重りを地震が発生した時に建物と逆方向に動かして建物の揺れを低減する技術。これまで、装置をコンパクトにするのが困難だった。新技術は高さ制限や設置スペースに制約がある既存の超高層ビルに適用しやすくした。

(2016/07/22)

見る角度ですりガラス状になるウインドーフィルム

 リンテックは、見る角度によって透明に見えたり、すりガラス状に見えたりする機能をガラスに付与する建物用ウインドーフィルム「視界制御フィルム」を2016年7月15日に発売した。透明な窓ガラスに貼るだけで不要な部分の視界をカットする。X-1515、Y-2555、Z-2555、W-0055の4タイプがあり、視点の正面30度の範囲や、右あるいは左の一方向のみの特定の範囲、左右両方向の特定の範囲のみを不透明にする機能をそれぞれ備えている。縦に使用すれば、上下方向の視界を制御する。

(2016/07/22)

※各記事の詳細は日経BP社の建築・住宅サイト「日経アーキテクチュア」(登録制、無料)からご覧いただけます。

日経アーキテクチュア ニュース〜日経BP社の最新業界ニュース
執筆者:日経BP社

日経アーキテクチュアは、一級建築士をはじめ建設会社や行政など、建築界に携わる方々に、意匠・構造・施工などの専門領域だけでなく、建築界を取り巻く社会・経済動向から経営実務までの情報をお届けする総合情報誌・ウェブサイト。

バックナンバー

PAGE TOP