連載コラム

優良断熱材認証制度

[ 2013年1月31日 ]

省エネ・環境委員会 断熱材普及部会 性能表示分科会

 一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会(以下、建産協)では平成25年3月末に優良断熱材認証制度を開始する予定である。
 本制度は建産協が第三者認証機関として、申請された断熱材の熱性能が保証できるものかを評価判断し、優良と認めた製品に対して優良断熱材認証マークを付与する制度である。

 認証マークに製品厚さ、熱伝導率、および熱抵抗値を表示することで、異なる種類の断熱材の熱性能が同じ尺度で比較できることとなる。
  断熱材のJIS規格は存在するものの、繊維系と発泡プラスチック系断熱材では熱性能規格が異なるため直接その優劣を比較することができなかった。そのため断熱材の性能に対する消費者の理解が進まず、より高い性能をもつ優良な断熱材の普及が滞っていたが、今回の制度によりそれが解消できるものと考えている。
 さらには、JIS規格外であるためにJISマークが表示できない断熱材や、JIS規格自体がない断熱材に対しても認証申請の機会を設けているので、認証が適用される可能性はさらに広がることとなる。
  認証の審査は学識経験者を主査とし、評価機関・運用機関等からの委員で構成される審査委員会によって、当該製品性能の再現性およびそれを担保する品質管理体制が審査される。

 平成25年3月末に開始する当制度だが、先ずは自社が国内で製造・販売する断熱材からスタートし、順次その申請対象を加工業者・流通業者或いは現場施工業者へと枠組みを展開していく予定である。

お問合せ先
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会 担当:須田
(suda@kensankyo.org)
TEL:03-5640-0901
FAX:03-5640-0905

(一社)日本建材・住宅設備産業協会より〜建材業界の最新動向
執筆者:(一社)日本建材・住宅設備産業協会

(一社)日本建材・住宅設備産業協会は、昭和24年に(社)日本建設材料協会として発足し、 昭和63年に建材産業全般に関わる企業・団体を横断的に広く関係を取り持つ役割を担うべく、(社)日本建材産業協会 (経済産業省認可)へと改組・改名しました。そして、平成17年(社)日本住宅設備システム協会の事業を引き継いだ際、(社)日本建材・住宅設備産業協会へと改名し、平成24年4月1日に一般社団法人へ移行しました。協会独自の自主委員会による事業に各種補助・委託事業を加え、調査統計、技術動向の情報収集、建材の標準化、品質保証、省エネ・環境など各種事業を行っています。

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