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ゴルフ場跡に太陽光発電、日立造船、系列外から初受注。

[ 2014年12月10日 / 日経産業新聞 ]

 日立造船は9日、マンション販売のタカラレーベンから大規模太陽光発電所(メガソーラー)のEPC(設計・調達・建設)を受注したと発表した。グループ外の企業からの受注は初めてで、もとはゴルフ場だった土地にパネルを分散配置して発電する。メガソーラーのEPC受託を新規事業の1つと位置づけており、2016年度に売上高50億円を計画している。

 タカラレーベンが所有する栃木県那珂川町の旧ゴルフコースに太陽光パネルを設置する。パネル調達まで含めた発注額は約60億円。40万平方メートルほどの敷地に約12万枚のパネルを設置し、年間で2100万キロワット時(一般家庭で約3700世帯分の年間消費量に相当)を発電する。

 パネルには光の遮断や高温に強いソーラーフロンティア製の太陽電池を採用する。パワーコンディショナー(電力変換装置)には受け入れ容量が20キロワットほどの小型装置を使う。ゴルフコースに沿ってパネルを配置しても区画ごとの受け入れ電力量がばらつかないようにする。

 日立造船は13年に自社の因島工場(広島県尾道市)と、関連会社である内海造船の敷地内にメガソーラーを建設した実績がある。

 日立造船は9日、中国の大学と合同で下水を高度処理する装置の実証実験を始めたと発表した。下水に含まれる微生物を除去する装置を遼寧省撫順市の処理施設に導入した。瀋陽建築大学(遼寧省瀋陽市)と協力し、2015年5月まで性能テストをする。十分な試験データが集まれば現地行政機関への営業活動を始める。

 微細なポリエステル繊維を使い、水中の微生物を取り除く。水中の養分を下げ、河川の水質汚濁を防ぐ効果がある。地方都市では汚水を十分に処理せずに河川放流する自治体も多いという。

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