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野村不動産・JR西系など3社、岡山駅前で大規模再開発、高層ホテルやマンション。

[ 2017年3月14日 / 日本経済新聞 地方経済面 ]

 JR岡山駅東口(岡山市)で大規模再開発が動き出した。野村不動産とJR西日本不動産開発(兵庫県尼崎市)、奥村組の3社が市街地再開発事業に参加することが決まった。3社が中心になり、岡山駅と駅前広場を挟んで向かい合う1・3ヘクタールに高層のホテル、マンションを建設する。総事業費は200億円以上、完成まで6〜10年を見込む。

容積率700%目標

 3社は地権者で組織する市街地再開発準備組合から事業協力者に選ばれた。再開発するのはビックカメラ岡山駅前店の北側で、飲食店や映画館などの中低層ビルが立ち並んでいる。再開発地区の北側部分に28階建てで200戸以上のマンション、南側には24階建て200室以上のホテルを建設する。

 総延べ床面積は7万平方メートルの予定で、地権者が入居する商業施設も南側に3フロア分用意する。現在の容積率は平均560%だが、地区内に広場を設けることを軸に岡山市と協議し、700%への増加を目指す。

 ホテルの建物はJR西日本不動産開発が保有し、運営会社に賃貸する。同社は「西日本旅客鉄道(JR西日本)グループにこだわらず、グループ以外のホテルも選択肢」と話す。岡山駅東口には同グループのグランヴィア岡山があり、どのようなホテルが入るのか注目される。

 マンションは野村不動産が「プラウド」ブランドで展開し、JR西日本不動産開発も一部分譲する予定だ。このほか、アミューズメント施設も検討する。奥村組が施工を担当する。

高さ100メートルの建物

 最も高い建物は地上100メートル程度を予定するが、岡山市の名所、後楽園からどのように見えるかを市がチェックした上で詰める。市街地再開発事業には市から事業費の最大3割の補助金が出る。

 岡山駅周辺ではコンパクトシティーの流れなどで人が集まってきていることから、再開発が相次いでいる。駅西口のANAクラウンプラザホテル岡山が入居する岡山市駅元町第二工区の事業費は285億円とこれまで最大で、今回はこれに次ぐ規模になる。東口では2016年1月に中山下地区が着工している。市街地再開発ではないが、東口にあった林原本社跡にはイオンモール岡山が14年に開業している。

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