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庭づくりで外販、積水ハウス中計、売上高、3年後1000億円に。

[ 2017年3月11日 / 日本経済新聞 地方経済面 ]

 積水ハウスの阿部俊則社長=写真=は10日、住宅の庭や垣根づくりなど外構(エクステリア)の外販に参入する方針を示した。これまでは主に同社の住宅購入者向けに展開してきたが、外構工事だけの販売も始める。デザイナーの育成などを進め、2017年1月期は約740億円だった同事業の売上高を20年1月期に1千億円規模にすることを目指す。

 10日に東京都内で行った20年1月期までの中期経営計画の記者会見で表明した。年1万5千棟以上の戸建て住宅とアパートを販売しており、8割弱で外構の施工も手掛けている。阿部社長は「デザインを徹底的に強化して、日本一の外構設計会社になる」と述べた。

 中期計画では、海外事業に1兆円強を投じて規模を2倍にする一方、主力の国内の賃貸住宅や戸建て住宅も着実に伸ばす構想を提示した。

 同社は大阪市中心部でお寺の参拝客が泊まって座禅などを体験できる「宿坊」建設にも乗り出している。都内ではホテルと同様のサービスで一定期間部屋を貸し出す「サービスアパートメント」も始める計画で、これらの事業にも投資を振り分ける。

 17年1月期に売上高が1334億円と前の期(1344億円)を下回ったリフォーム事業はてこ入れを急ぐ。阿部社長は「既存住宅を有効活用する社会を創っていく」と述べ、20年1月期に売上高を1520億円とする計画を掲げた。

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