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アルミ、高値続く――世界的に需要増加、車向け、米で20年に1.5倍。

[ 2017年4月25日 / 日経産業新聞 ]

 アルミニウムは缶から建材まで幅広い用途がある。世界的な需要増加も価格上昇の一因だ。特に自動車向けは軽量化を進めるために、パネルや部品への採用が急増している。

 国内アルミ加工大手のUACJによると、米国の自動車用パネル材の需要は2020年に150万トン超。17年の予測値に比べて約5割増加すると見込む。

 建材や電線などインフラ向け需要もアジアを中心に伸びている。銅と比べて安価なアルミは新興国の電線に採用が進む。「インフラ需要が大幅に増えているインドはアルミを採用している」(日本メタル経済研究所)との指摘もある。

 需要増を見込んで製品メーカーは設備投資を急ぐ。UACJは2月、約30億円を投じて米国で車用部品を増産すると発表した。神戸製鋼所も約50億円を投じて米国に車体骨格に使うアルミ押し出し材の工場を新設し、今年後半の稼働を目指す。(渋谷江里子)

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