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大和ハウス、米賃貸住宅2.5倍に、売上高1000億円へ。

[ 2017年6月7日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 大和ハウス工業は米国で管理する賃貸住宅を今後3年をめどに現状の2・5倍の5千戸に増やす。2019年夏にシアトル近郊で700戸弱の物件の運用を始め、ロサンゼルスやニューヨークといった大都市への進出も目指す。戸建て住宅の販売増にもつなげ、米国での売上高を1千億円と海外事業の中軸に育てる。

 大和ハウスは今年2月、約260億円を投じ米住宅販売会社スタンレー・マーチン(バージニア州)を子会社にした。スタンレーを加えた18年3月期の米国売上高は、前期比12倍の約650億円を見込む。

 事業拡大の足がかりとなるのが賃貸事業だ。米不動産大手リンカーン(テキサス州)と組み、6月中にシアトル近郊で6階建ての賃貸住宅(664戸の予定)に着工する。プールやバーベキュー施設も整備。マイクロソフトの敷地に近接しており、高額所得者らを取り込む。

 5月にはシカゴで373戸の高級賃貸住宅を完成させたばかり。ダラスなどを含めた現在の米国での運用物件は約1700戸。工事中の物件も含めれば約2千戸となる。カリフォルニア州などの大都市を攻め、今後3年程度で新たに3千戸ほど増やす。

 賃貸住宅の運用が軌道に乗れば知名度が高まり経営が安定すると見込む。そのうえで戸建て住宅や商業施設を全米に展開する。スタンレーはこれまで米東部の3州とワシントンで1万5千戸を販売している。

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