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重作業ロボ参入、ATOUN、建築・土木向け。

[ 2017年6月9日 / 日経産業新聞 ]

 パナソニックと三井物産が共同出資するATOUN(あとうん、旧社名アクティブリンク)は8日、建築や土木などの現場作業員の負荷を軽くするロボット事業を本格的に始めると発表した。清水建設と共同で開発したロボットを建設現場に導入し、2020年に3億〜5億円程度の売り上げを目指す。

 ATOUNは16年に清水建設などと共同で、重たい鉄筋を簡単な操作で運べるロボットアームを開発した。トンネル建設などで数百キログラムの鉄筋を運んで並べる作業が、従来の8人程度から3人で済むようになる。清水建設以外の建設現場にも導入される予定だ。

 ATOUNは屋内で荷物を運ぶ軽作業向けに、衣服のように着用して使うアシストスーツをすでに販売している。2017年度の売上高は、ロボット販売のほかに受諾開発もあわせて5億〜6億円程度を見込む。20年度には20億円の売り上げを目指す。

 医療・介護向けアシストスーツを販売するサイバーダインなど、アシストスーツや人間の労働負荷を減らすロボットを開発するベンチャーの動きは活発になっている。

 ATOUNは屋外での使用を想定し、強い力を出せて防じん性にも優れたロボット技術で違いを打ちだす。パナソニックの販路を活用するなどして事業を拡大する。

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