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16年度日本の卸売業調査(第46回)――寝装品・インテリア、住宅系需要伸び悩み。

[ 2017年8月2日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 寝装品・インテリア卸の2016年度売上高は1・5%減り、3年連続の減収となった。主力のマンションや戸建てなど住宅系の需要が伸び悩んだ。16年度の新設住宅着工戸数は前年度に比べ5・8%増えたが、内装品需要の拡大にはつながっていない。寝具市場ではニトリホールディングスなどの低価格帯の商品と競合し、タオルといった軽寝具が不調だった。

 売上高トップのサンゲツは前年に続き1・2%の増収。ホテルやオフィスの改装工事が多く、カーペットなどが伸びた。商業施設や賃貸住宅向けの床のタイルなど、床材も増収をけん引した。

 2位のリックは1・0%の増収となった。主力の床材よりもブラインドなどが好調だった。ホテルなどの需要増が寄与した。都市部を中心に営業を強化したことで、壁材も伸びた。

 3位の西川産業は2・4%の減収。健康ブームを追い風に健康寝具が伸びたが、差別化が難しいタオルなどの軽寝具が振るわなかった。

 4位のリリカラは9・6%の減収。企業の移転や内装工事などを扱うスペースソリューション事業が36・8%減と大きく落ち込んだのが響いた。前年度にあった大型案件が今年は少なかったためだ。主力のインテリア事業は横ばいだった。

 5位のLIXILグループ傘下の川島織物セルコンは2・8%の減収となった。宿泊施設向けは伸びたものの、百貨店や大手家具専門店向けの販売で主力のオーダーカーテンの売り上げが不調だったことが響いた。

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