日経メッセ > 建築・建材展 > ニュース > 賃貸の壁紙自分色、エイブル、持ち込み写真やアニメ名シーン、レオパレス21。

日経の紙面から

賃貸の壁紙自分色、エイブル、持ち込み写真やアニメ名シーン、レオパレス21。

[ 2017年9月6日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 賃貸住宅の入居向けに部屋の壁を個性的なデザインに変えられるサービスが広がっている。エイブルは自分で撮影した写真のほか、「新世紀エヴァンゲリオン」など人気アニメの名シーンなどを壁紙にできるサービスを始めた。ポスターや写真だけでは物足りないという消費者を取り込む。レオパレス21は100種類以上を用意。手軽に自分好みの空間にできる点が人気だ。

 エイブル傘下のリフォーム会社エイブルリフォーム(東京・港)はオリジナル壁紙「プリカベ」を始めた。写真やイラストを引き延ばして印刷し、壁紙として使えるサービスだ。国内外の風景や街並みなどあらかじめ用意した写真のほか、入居者自身が撮影した思い出の写真も壁紙にすることができる。

 5月から始めたところ既に約600件以上の利用があったという。8月からはプリカベにスポーツチームや人気アニメのコンテンツを壁紙にする「プレミアムコース」を導入した。

 まず人気アニメ新世紀エヴァンゲリオンの人気キャラクターと、阪神タイガース、福岡ソフトバンクホークスの壁紙を用意した。エヴァンゲリオンの壁紙はアニメの名シーンや人気キャラクターや機体をあしらった。「ポスターでは表現できない臨場感」(同社)で、アニメファンの利用を想定する。阪神タイガースと福岡ソフトバンクホークスの壁紙は、チームのマスコットキャラクターや人気選手の写真をデザインした。価格はトイレ程度のサイズが4万円〜、6畳程度の部屋が7万円〜(施工代を含む)。

 主に賃貸物件の入居者向けだが、持ち家にも施工可能だ。賃貸物件ではオーナーの許可が前提となり、退去時に原状回復が必要な場合は、原状回復費用を入居者が負担する。手軽に他の物件にはない付加価値を与え、入居率の向上につなげる狙いだ。

 レオパレス21は自社が管理する約57万物件のうち、約4割の22万3千物件程度で、入居時に自由に壁紙を選べる「my DIY」サービスを展開している。デザインは100種類以上をそろえ、壁紙のうえからペンキで自由にイラストを描いたり、クギを打って自作の棚などを据え付けたりすることもできる。

 原則無料で、退去時の原状回復費用もかからない。消臭機能や防ダニ加工など、特殊な壁紙を使う場合は有料になる。2012年から同様のサービスを始めており、累計3万3千件以上利用されているという。

ニュースの最新記事

PAGE TOP