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伊藤忠が大型物流施設、千葉に建設、事業費200億円。

[ 2017年9月26日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 伊藤忠商事は千葉県柏市に大型の物流施設を建設する。延べ床面積は約13万平方メートルで、2018年夏に開業する予定。総事業費は200億円超と、同社の物流施設として過去最大規模となる。インターネット通販の拡大により、荷物を保管する施設の需要が増え続けていることに対応する。

 複数の会社が入居する「マルチテナント型」とし、日用雑貨や衣料品、ネット通販など幅広い分野の顧客企業の入居を想定している。高速道路のインターチェンジに近く、関東地方など周辺地域への配送拠点として使ってもらう。

 入居業者が希望する場合、荷物を自動搬送するロボットなども設置する。「物流業界の人手不足は悩ましい問題。できる限り、効率的な運営を手助けしたい」(原田恭行常務執行役員)

 伊藤忠は15年4月〜17年7月に関東・関西で6施設を稼働した。柏市のほかにも17年秋から19年にかけて東京都や千葉県で4カ所を開発する。「国内には小規模な旧式の倉庫が多く、大型施設は足りない」(営業担当者)とみて投資を進める。

 不動産サービス大手、ジョーンズラングラサール(東京・千代田)によると、首都圏では17年〜20年に毎年平均で102万平方メートルの大型物流施設が新規に開業する。06年〜15年までの年平均に比べて約8割多い。

 伊藤忠はグループ企業に入居を促したり、段ボールなど倉庫で使われる資材を自社で供給したりと総合力を生かす。

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