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不燃建材を増産、アイカ工業、8億円投資、非住宅拡大。

[ 2017年11月15日 / 日本経済新聞 地方経済面 ]

 アイカ工業は国内向け不燃建材を増産する。愛知県内の子会社工場で、内装用不燃化粧板の基本材料となる、ケイ酸カルシウム板の生産能力を1・5倍に増やす。茨城県の子会社工場では外壁などに使う押出成形セメント板の生産能力を2倍に増やす計画だ。ともに工場へのライン増設で対応する方針で、合計の投資額は約8億円を見込む。

 アイカ工業の全額出資子会社のアイカテック建材の名古屋工場(愛知県大治町)は2018年春に、明野工場(茨城県筑西市)は21年中に、それぞれ生産ラインを増設する。明野工場では建屋の増設も計画しているという。

 アイカテック建材の扱う不燃建材は、アイカ工業が成長分野として期待する戦略素材の一つだ。アイカ工業は今後の新設住宅着工の伸び悩みを想定し、ホテルやオフィスなど非住宅市場向けの建材拡販に力を入れる方針を打ち出している。非住宅市場開拓には、化粧板の表面に大理石などを再現して素材に高級感を持たせつつ、不燃性という機能を持たせた製品が必要になっている。

 アイカ工業は不燃性とデザイン性を両立させた製品シリーズ「アルディカ」を今年発売し、ホテルやオフィスの新設を請け負っている設計事務所などからの引き合いも好調だ。

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