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三井ホーム、北米で建材販売拡大、新工場稼働、集合住宅用。

[ 2017年11月29日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 三井ホームは北米の集合住宅向けの建築資材販売を拡大する。12月上旬に米カリフォルニア州で新工場を稼働させ、現地生産に乗り出す。これまではカナダから輸出していたが、需要が拡大していることに対応する。2021年度に北米での売上高を17年度見込みの3倍の60億円にする。

 三井ホームは約10億円を投じて、カリフォルニア州ロダイ市にある工場・設備を取得。20台の作業用ロボットを導入し、4本の生産ラインで製材加工などをして、木質壁パネルを生産する。3000戸を建てるために必要な約5万4000枚を生産する能力がある。

 現地工務店からの注文を受けて生産する。木質壁パネルは1〜8階建ての分譲・賃貸住宅向けに販売する。工場製作の木質壁パネルは集合住宅の場合で工期を約4割短縮できるという。建設労働者を確保できない工務店などからの受注を見込んでいる。

 人口減少により国内の新設住宅着工戸数は減少傾向にあり、住宅各社は海外事業を強化している。三井ホームも14年にカナダに建材工場を新設し海外での事業に進出した。カナダから輸出していたが、米国の需要拡大に対応するため、新たな生産拠点を設ける。2拠点合わせた木質壁パネルの生産能力は年10万8000枚になる。

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