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岩手県、ものづくり支援拠点開設。

[ 2018年4月5日 / 日経産業新聞 ]

 【盛岡】岩手県は東芝がフラッシュメモリーの新工場を建設するなど製造業が集積する北上市に「地域産業高度化支援センター」を開設した。自動車や半導体など、製造現場で深刻な人材不足の改善を目指す狙い。地場企業の技術向上や産業集積を推進し、人口減少への対策にもつなげる。

 開所式で保和衛副知事は「震災復興とふるさと振興に取り組むためには、人材の確保がカギになる」と強調した。県職員5人が常駐し、高校生や大学生らのキャリア教育を拡充。工場見学やインターンシップ、企業トップによる出前授業などを実施し、首都圏の大学に通う県出身者にはU・Iターンを促す。

 大学に直接出向いて県内企業の魅力や採用情報を伝えたり、地場企業の持つ技術力などの情報を発信したりして取引先の拡大や増産につなげる。

 北上市周辺の人手不足は深刻化が予想される。東芝のフラッシュメモリー新工場は2020年に稼働する計画で、稼働時点では1000人規模を予定。隣接する金ケ崎町にはデンソーが新工場を増設中で、20年度の稼働時点では新たに400人増やす計画だ。

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