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ゼロエネ住宅建設を支援、山善、工務店向け、機器を一括販売。

[ 2018年6月25日 / 日経産業新聞 ]

 機械商社の山善は工務店向けに、住宅のエネルギー収支をゼロにする「ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」事業の支援を始めた。太陽光発電や蓄電池、断熱性能の高い建材を使う住宅を提案し、必要な機器をまとめて販売する。工務店は複雑な計算をする手間なくZEHを建てられる。山善は国が普及を促進するZEH対応を支援し、住宅設備の販売増を狙う。

 山善はZEHのコンセプト住宅「ZePlus(ゼプラス)」を工務店に提案する。断熱性能の高い樹脂窓や工法でエネルギー消費を削減。大容量の蓄電池を採用し、エネルギー収支が実質ゼロとなるよう設計した。エネルギー収支の計算などZEH建設のノウハウがない中小工務店の需要があるとみている。

 実際に見学できるZEH仕様のモデル住宅も展開する。第1弾として、兵庫県の淡路島で6月中にもオープンする予定だ。施主向けの説明資料も用意する。一般的な住宅よりも300万〜400万円高くなるものの、光熱費の削減により支払総額を減らせることなどを売り込む。

 山善はこれまで住宅設備を単品で販売してきたが、ZEHに必要な機器をまとめて販売し単価を引き上げる。2021年度に500棟分の受注を目指す。

 経済産業省は20年までに新築注文住宅の過半数をZEHにする目標を掲げるが、足元では1割前後にとどまっている。

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