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エネ消費の75%、集合住宅で削減、西松建設、札幌で。

[ 2018年8月25日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 準大手ゼネコンの西松建設は、寒冷な北海道で実質のエネルギー消費量を75%削減できる集合住宅を開発する。屋上に太陽光パネルを設置してエネルギーを作りながら、断熱サッシなどで省エネにも対応した。住宅分野のゼロエネルギー住宅(ZEH)に対する需要は高く、今回の開発でノウハウや知見を蓄積し、将来の市場拡大に備える。

 西松建設は札幌市内で8月末から集合住宅の建設に着手する。竣工後は賃貸住宅にする。設計・施工は積水ハウスが手掛ける。

 ZEHの集合住宅は「ZEH―M」と呼ばれ、75%の省エネ率はエネルギー消費をゼロに近づけた「ニアリーZEH―M」に相当する。冬季が長く、日照時間も短い北海道でZEHを実現するには太陽光発電の効率化や、高い断熱技術などが必要だ。

 西松建設は今回の開発を通じ、ZEHに関する知見やノウハウを蓄積。将来はZEHのビル版、ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)技術への応用も検討する。

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