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積水化学の断熱材買収、フクビ化学、高機能住宅に照準。

[ 2018年9月11日 / 日本経済新聞 地方経済面 ]

 フクビ化学工業は10日、積水化学工業から断熱材事業を買収したと発表した。取得額は非公表。フェノール樹脂製で業界最高クラスの断熱性能が特長だ。まずは高機能住宅への需要を見込み、2〜3年で売上高20億〜30億円の事業に育てたい考えだ。

 事業買収に伴い、積水化学が岡山市に持つ子会社工場の設備と人員約30人を譲り受け、同工場の一部を間借りして生産する。まず、10月1日にフクビ岡山(岡山市)を新設し同子会社が2019年1月1日に積水化学から事業を譲り受ける予定だ。子会社の社長には、フクビ化学の村井知仁経営企画部長代理が就任する。

 取得したフェノール樹脂製の断熱材「フェノバボード」は、断熱材で最も普及しているグラスウール製の半分の厚みで同等の性能が得られるため、施工の自由度が向上するという。また、ガスバーナーであぶっても燃え広がらない防火性を持つことから非住宅分野への展開を期待している。

 フクビ化学の八木誠一郎社長は「断熱材と他製品を組み合わせて、提案していきたい」と話している。

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