日経メッセ > 建築・建材展 > ニュース > 三重交通GHD、名古屋駅前、不動産に力、新ビル・ホテル改装。

日経の紙面から

三重交通GHD、名古屋駅前、不動産に力、新ビル・ホテル改装。

[ 2019年6月5日 / 日本経済新聞 地方経済面 ]

 三重交通グループホールディングス(GHD)は名古屋駅前のホテル、不動産事業に力を入れる。2020年4月にホテルを併設する新ビルを開業する一方、同年3月末までに既存のホテルを全面改装する。ホテルの建設ラッシュが続く名古屋で競争力を高め、訪日外国人(インバウンド)などを取り込む。

 同グループは今後4年間の中期経営計画を発表し、「名古屋エリアの収益拡大」を柱に据えた。リニア中央新幹線の27年開業を見据え、所有不動産の再開発も進める。

 20年4月に開業の新ビル「名古屋三交ビル」(地上16階地下1階建て)は低・中層階のオフィスフロアにグループ各社の機能を集約し、名古屋エリアでの事業展開を強化する。建て替え工事が順調に進み、このほど当初予定の20年6月開業を2カ月繰り上げた。

 新ビルの8〜16階にはビジネスホテル「三交イン グランデ」(128室)を出店。名古屋市内のホテル事業は5店(総部屋数約740室)体制となる。

 開業に先立ち、20年3月末までに「三交イン名古屋新幹線口」(201室)を全面改装する。訪日客やレジャー客を見込んでツインルームを増やす。三重交通GHDの小倉敏秀社長は「競争力を強化し、選ばれるホテルを目指す」と話す。

 名古屋三交ビルの建て替えは名駅エリアに所有する不動産のバリューアップ戦略で、商業テナントの賃貸などで収益の増加を見込む。今後、同ビルの敷地の2倍強の広さを持つ不動産の再開発を推進する。現在は結婚式場や大型駐車場として使われているが、「27年のリニア開業を見据え様々な用途を検討する」(小倉社長)という。

ニュースの最新記事

PAGE TOP