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淀屋橋にツインビル、24〜25年、御堂筋の「玄関」活性。

[ 2019年5月30日 / 日本経済新聞 大阪夕刊 ]

 大阪市中心部を南北に貫く御堂筋の淀屋橋エリアで、2つの再開発が同時進行する。土佐堀通と交差し、通りを特徴付けるイチョウ並木の始点にあたる東西の角地(大阪市中央区)に2024〜25年、地上28階建ての高層複合ビルが2棟完成する。沿道の魅力を高めたい大阪市は、再開発が「玄関口」の景観向上と活性化につながるとして、容積率の緩和措置を講じる。

 再開発されるのは東側角地の3900平方メートル、西側角地の7200平方メートル。東側は日本土地建物と京阪電気鉄道が、西側は大和ハウス工業、住友商事、住友生命保険、関電不動産開発などビルを保有する11者がそれぞれ事業主体となって実施する。

 現在は中層のビルが建つが、地上28階の高層ビルに生まれ変わる。東側の高さは150メートル、西側は135メートルの計画で、5倍程度高くなる。2棟合計の延べ床面積は20万平方メートルを超え、オフィスや店舗スペースの他に、創業支援施設や貸会議室、イベント広場、屋上庭園なども設けられる。

 御堂筋の淀屋橋以南は車道の本線と側道がイチョウ並木で分離され、沿道に高さ制限をかけることで統一的な景観を保ってきた経緯がある。市は玄関口にあたる角地を同時に開発してデザインを調和させれば、御堂筋のゲートタワーになると判断。通常1000%の容積率を1600%に緩和する。

 同エリアでは以前から再開発構想があった。ただ、リーマン・ショックや企業が東京に本社機能を移転する流れなどが要因で具体化しなかった。

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