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18年度日本の卸売業調査(第48回)――寝装品・インテリア、観光開発向け需要続く。

[ 2019年7月31日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 寝装品・インテリア卸の2018年度売上高は前年度より1%増えた。2年連続の増収だが、伸び率は17年度の3・9%増から鈍化した。観光地の開発が続き一定の需要はあるものの、寝具は羽毛などの原料価格が高止まりし、家具大手との価格競争も厳しい。各社は睡眠関連サービスを強化している。

 最大手のサンゲツは2・6%増。16年に買収した壁装材大手による北米事業に加え、東京五輪に向けた宿泊施設向け照明事業がけん引した。インテリア事業は新システムの導入に伴う物流の混乱などがあり苦戦した。

 3位のリリカラは2・7%増と前年の増収率を上回った。営業利益は75%増。顧客企業のリノベーション案件が増えた。販管費も圧縮できた。

 寝具最大手の西川は旧西川産業の数字と比べて1・6%減収。低価格帯を展開する家具各社との競争が激しく羽毛布団などが苦戦した。西川は法人向けに社員の昼寝を促進する「ちょっと寝ルーム」の販促に力を入れる。

 寝装品2位のカネヨウはリビング・インテリア事業が売り上げをけん引して23・2%増収だった。競合する国内のカーペット販売業者の撤退が相次いだことで販売が伸びた。新システム導入に伴うコスト増で純利益は減少した。

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