エコプロ
社会インフラテック
気候変動・災害対策Biz

JAPAN SHOP

2020年3月3日(火)〜6日(金) 2020/03/03〜06 東京ビッグサイト
日経メッセ > JAPAN SHOP > 出展者ブログ

出展者ブログ

DAIKEN 「高齢者の住まい」と「耐震化促進」の取り組み

[2015年02月06日/大建工業]

出展社ブログを利用して、大建工業株式会社の情報を発信しております。
今回第6回目は、社会的課題に対する、当社の取組みを紹介します。

■『高齢者も安心して暮らせる住環境の整備』への取組み

現在、わが国は4人に1人が65歳以上といわれるように、急激な高齢化が進んでいます。
しかしながら住環境がそれに追いついておらず、高齢者が安心して暮らせる住宅が不足しているのが
現状です。
バリアフリーなど、高齢者が安心して暮らせる住環境の整備が急がれています。

住空間づくりのプロとして、DAIKENグループは高齢者住宅の課題に取り組んできました。
住まいが心安らかに過ごせる空間であってこそ、毎日の生活が営めます。
それは高齢者住宅でも同じこと。
いえ、むしろ年齢を積み重ねてきた人にこそ、もっと心地よい住空間を提供しなければなりません。

そんな想いを込めて誕生したのが「おもいやりシリーズ」です。
「おもいやりシリーズ」は安心・くつろぎ・健やかをキーワードとした、一歩先をいく建材群です。
住宅はもちろん、老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、さまざまな高齢者住宅、
さまざまな生活シーンで質の高いパフォーマンスを発揮します。

特にみなさんに紹介したいのが、昨年6月に発売した、
「おもいやりシリーズ ひきドア」です。

車イスで生活を送ることになり介助が必要となった場合、生活の様々な場所において動作や
スペースを考慮しなければいけません。例えば、トイレを利用する際。
車イスが入れるスペースの確保はもちろんですが、便座に自力で腰掛けることが難しい場合、
同時に介助する人のスペースも考える必要があります。

しかし、従来はトイレのスペース自体を大きくしなければならず、
限られた条件のご家庭でしか実現できませんでした。
そこで考え出されたのが、引き戸とドアの機能を組み合わせてトイレの広さはそのままに大開口を実現する
「おもいやりシリーズ ひきドア」です。

これまでも、引き戸とドアを組み合わせるという発想自体はあったものの、
それを具体的に実現するための方法が見つけられないでいました。
そこでDAIKENグループがこれまで培ってきた住空間の発想や技術、
そして若手開発スタッフの新たな発想、チャレンジ精神を融合して誕生したのが、
吊り戸を用いた新しいドアの方式でした。


■『住宅、ビル、公共建築物の耐震化促進』への取組み

建築物の耐震性向上は、地震大国日本にとって喫緊の課題です。
DAIKENグループでは、短期間・低コストで耐震リフォームが可能な
耐震改修キット「かべ大将」を発売するなど、
これまで住宅を中心に耐震化促進に取り組んできました。

今後についても、高性能、省施工、安全・安心な製品および工法の開発に引き続き取り組むことで、
住宅だけでなくビル・公共建築物の耐震性向上に貢献してまいります。

東日本大震災では、公共施設などで採用されている「吊り天井」の崩落被害が多数発生し、
その危険性が社会問題として大きくクローズアップされています。

これまで天井については、非構造部材という扱いで明確な耐震基準がありませんでしたが、
東日本大震災での被害状況を目の当たりにして、
昨年から行政においては建築基準法を改正し天井脱落対策の規制を強化するなど、
その対策が進められています。

地震時には、吊り天井自体がブランコのように揺れ動き、各部材に不規則な力がかかって変形したり、
端部が建物本体や壁などに衝突し、その衝撃で天井の端部から壊れ、落下してしまいます。
また、揺れや衝撃で各部材が変形し、結合部分が外れてしまうこともあります。
そして、天井が重ければ重いほど、各部材にかかる力、衝撃力は大きくなります。
東日本大震災で吊り天井崩落被害が多数発生したのも、こうした構造的な問題があったからです。

DAIKENがこの重さという問題に着目し、石膏ボードといった下地を使うことなく、
ロックウール吸音板(当社製品名:ダイロートン)を格子状の骨組みに直接取り付ける施工方法の
提案を開始したのは、8年ほど前にさかのぼります。
これにより、重さで比較するとおよそ60%の軽量化を実現しました。

しかし、販売は思ったほど伸びず、なかなか市場には受け入れていただけませんでした。
その理由の一つが、設計上の意匠の問題。石膏ボードを張った上にダイロートンを施工した方が、
つなぎ目が目立たず、一面フラットで綺麗に仕上げることが可能で、
軽さよりデザイン性が優先されたというわけです。

そこで、DAIKENでは2012年に「ダイロートン 直張グリッド600」という製品を発売しました。
最大の特長は、つなぎ目にあえて段差を設け目立たせることで、
逆に格子状(グリッド調)の新デザインとして訴求したこと。
また、取り付け用のビスが目立ちにくい新しい表面意匠を採用しました。

軽量化に加え、意匠面での改良により、「ダイロートン 直張グリッド600」の採用実績も伸びています。
下地の施工が不要となり、それにより工期が短縮できる点も魅力の一つとして高く評価されているからです。
熟練した職人が不足している現状に加え、建築基準法の改正により骨組み部分の脱落対策が強化された
結果、この部分の工期が延びる傾向にある中、工期短縮のメリットは事業主様にとっても、現場にとっても、
今まで以上に大きくなっています。

今回紹介した製品は、JAPAN SHOP 2015での展示はありません。
次回は、「リフォームの取組み」を紹介します。

当ブログ記事の内容についてのお問合せは、当サイト内の出展者情報にある
「この出展者に問い合わせ」からご連絡ください。

DAIKEN の記事
第1回:会社紹介 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1959
第2回:国産材活用 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1961
第3回:WPC技術 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1962
第4回:事例紹介 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1963
第5回:事例紹介 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1964
第6回:社会的課題 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1965
第7回:リモデル https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1997
第8回:和紙畳 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/1966
第9回:新製品 https://messe.nikkei.co.jp/blog/info/JS/2003

おもいやりシリーズ ひきドア
ダイロートン 直張グリッド600

お問い合わせ

出展者名 大建工業
担当部署 市場開発部
電話番号 03-6271-7873
E-mail https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=litb-ofpeq-5306a1ea32a5e021d2bc735a3b6d10c3
URL https://www.daiken.jp/

このブログの出展者

大建工業

独自基材「ダイライト」と「地域産材を活用した内装建材」を中心に施設設計の困り事を解決。
<下地だけでないダイライト製品>耐熱性、防火性に優れた鉱物繊維と火山性ガラス質堆積物を原材料とした高性能基材「ダイライト」。不燃下地材としてだけでなく、空間を彩る化粧材として様々な製品をラインアップ。
<地域産材活用>化粧シートにはない天然木突板ならではの美しい演出が可能な床材・壁材・ルーバーを展示。