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建築・建材展

2020年3月3日(火)〜6日(金) 2020/03/03〜06 東京ビッグサイト
日経メッセ > 建築・建材展 > ピュアポリウレア工業研究会 関東支部

出展者情報

ピュアポリウレア工業研究会 関東支部

小間番号 : AC1311
ポリウレタンやエポキシと同じ2液硬化性樹脂であるポリウレアは、優れた特性を有するため、建築構造物への適用はもとより、製品作りの素材としても極めて汎用性が高い新素材である。ポリウレアに特徴的な特性を長期間発揮し続けるためには、ウレタン成分の混入が不可であることを9年余に及ぶ実際の耐候性試験で明確になった。純ポリウレアとウレタン成分が混入している半ポリウレアとの違いをサンプルとともに紹介・展示する。

企業情報

担当部署 ポリウレア事業部
住所 〒103-0025
東京都 中央区日本橋茅場町1-3-7 千代田ビル
電話番号 03-3666-3352
e-mail chiyoda@poly-g.com
URL http://www.poly-g.com
英文社名 PURE POLYUREA KOGYO KENKYUKAI KANTO
生成直後の物性値を長期保持できるのは純ポリウレアのみであることを紹介します。
9年3ヶ月間の耐候性試験で85〜90%物性値を保持していた純ポリウレア(左)、25%程度しかなかった半ポリウレア(右)
カーボンナノチューブコーティング糸織物発熱体(ファブリックヒーター)と、それをポリウレア塗膜で保護してできあがった製品

事業内容

スプレーライニング技術は、イソシアネート成分(A成分)とヒドロキシル末端成分(B成分)を衝突混合して生成するポリウレタンによって確立された。しかし水分や湿気と反応して二酸化炭素を出すと泡状となり、化学的にも加水分解しやすく力学的特性の改善や長寿命化が求められた。
イソシアネート成分(A成分)とアミン成分(B成分)から生成するポリウレアは、1960年代に米軍コーティング・化学研究所で構造物補強への有用性が報告されたことを端緒に研究開発が進み、 ポリウレア用のA成分とB成分が製品として上市されたのは1990年初頭、米国Texaco Chemical社(1995年にHuntsman社に買収され現在に至る)による。その上市を契機として、ポリウレアスプレーライングは、米国、中国、欧州という3拠点で発展していった。
東日本大震災を契機として国土強靱化が求められ、国内でもポリウレアは徐々に知られるようになってきた。
ポリウレアは、高圧スプレー塗布する方法で2液混合し、ポリウレア塗膜を瞬時に生成させる。指触乾燥時間は3〜20秒で、用途に適した時間となるように原料調整する。塗膜材、塗料、防錆材、ゴム材として用いることができ、防水性、耐摩耗性、耐薬品性が高く、強靱で柔軟性に富むなど、その特性から建築構造物への適用はもとより、製品作りにも極めて有望な素材である。
材料と施工技術のどちらもが高度に揃って、はじめてポリウレアが正しく生成される。建築構造物の防水や強靱化を図る目的でポリウレア施工を行う場合、施工技術が極めて重要になる。基材の下地処理が重要であることは言うまでもない。そして材料には、100%完全な純ポリウレア材を用いることが、長期に物性を維持させるためには必須である。ウレタン成分が含まれた製品もポリウレアと総称されるが、数年で物性値は大幅に下がってしまう。紫外線にさらされる屋外環境では、その物性値の低下は更に顕著である。
高品質なポリウレア材料を作るには、イソシアネート成分とアミン成分について深く知見が必要である。イソシアネートはR-N=C=O構造を持つ化合物の総称で、様々な種類がある。異性体の存在も考慮しなければならない。イソシアネート成分の中心材料であるジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)でも2,2'-MDI、2,4'-MDI、4,4'-MDIの3種類の異性体が存在する。アミン成分は①脂肪族一級アミン ②芳香族一級アミン ③脂肪族二級アミンが用いられる。それらに分類されるアミン化合物も多種多様である。