エコプロ

2023年12月6日(水)〜8日(金) 2023/12/06〜08 東京ビッグサイト 東ホール
日経メッセ > エコプロ > TRIFE DESIGN

出展者情報

TRIFE DESIGN

小間番号 : 6-010
ReTA BASEはライフスタイルグッズを中心に展開する日本発のプラスチック資源循環促進型アップサイクルブランド/プロジェクトです。製品は、使用済みストレッチフィルム由来の再生原料が用いられており、全ての工程を国内で行なっています。使用済みストレッチフィルム排出事業者であれば、参画可能な資源循環プラットフォームとしても機能します。今回は、新たな使用済み廃棄物を原料にした新企画も展示致します。

出展内容の分類

  • SDGs
  • 繊維・衣類
  • 流通(卸売・小売ほか)
  • 廃棄物処理・リサイクル
  • 環境配慮・エコ活動

企業情報

担当部署
住所 〒104-0061
東京都 東京都中央区銀座6-13-16 銀座WALLビルUCF501
電話番号 03-5776-3499
e-mail info@trifedesign.com
URL https://trifedesign.com
英文社名 TRIFE DESIGN

環境に配慮しているポイント

  • 製造過程で使用する素材を改善
  • 環境情報を表示した製品・サービス
  • 長寿命化
  • 製品・サービスの機能が環境を改善

SDGsの取り組み

①国内完全循環②アップサイクル③プラットフォームのビジネススキームを構築
ReTA BASE素材を採用したトートバッグ。900デニールポリエチレン素材で生地表面は樹脂コーティングにより撥水加工。
通常、バッグは洗えませんが、防水素材の為、日常使いの汚れにも水洗いが可能です。

事業内容

環境問題を背景に、世界的にサーキュラーエコノミーへの移行が急がれる中、日本においてもバーゼル法の改正やプラスチック資源循環促進法の施行など、国内での資源循環が一層求められるようになっています。一方で、未だ再生プラスチック原料の使用は海外が中心で、国内循環は限定的です。国内循環の事例として、輸送用パレットやゴミ袋などの付加価値の低い製品にリサイクルされているのが現状です。こうした状況を変えるべく誕生したのがReTA BASEです。ReTA BASE製品には、使用済みストレッチフィルム由来の再生プラスチック原料を一部に使用しており、製品化に至る全ての工程を国内で完結できるスキームを構築しました。バッグなどの製造は国内協力縫製工場を中心に依頼し、簡単な仕様の製品は精神疾患のある方や発達障がい(自閉症スペクトラム)のある方々が働く作業所で行うなど、雇用創出、DE&Iにも取り組んでいます。
ReTA BASEは、日本のモノ創り・技術の継承・環境への配慮をテーマとしたライフスタイルブランド「New Life Project」を運営する株式会社TRIFE DESIGNとプラスチックリサイクルのトータルプロデュースを行う株式会社パンテックの共創により誕生。使用済みストレッチフィルムの回収、再生原料加工のプロセスをパンテックが担当し、その後のプロダクトデザイン、製品化、トータルブランディングをTRIFE DESIGNが担いました。業種が異なる両社の強みの相乗効果により、回収から製品化、流通に至るまで一気通貫した取り組みが可能となり、①国内完全循環、②アップサイクル、③プラットフォームという3つの特徴を持つビジネススキームを構築することができました。サーキュラーエコノミーへの移行に伴い、アパレル業界ではペットボトル由来のリサイクルポリエステルを使用した多くの製品が販売されておりますが、ReTA BASEは国内完全循環スキームであるという点において、それらとは一線を画します。日本のアパレル市場は97.9%を輸入に頼る状況(日本繊維輸入組合)であり、製品輸送時における環境負荷が大きく、国内のアパレル関連産業は衰退の一途を辿っていますが、ReTA BASEでは原料の調達から製品化に至る全ての工程を国内で実施。そのため、製品輸送時における環境負荷を抑制することができ、サプライチェーンに連なる各工程を担う国内事業者の産業振興にも貢献することができます。また、ReTA BASEではブランド/プラットフォームのローンチ後、第2フェーズとして、次の取り組みを計画しています。まずは、製品の原料となる使用済みストレッチフィルムの回収エリアの拡大です。現在は、回収エリアを関東圏に限定していますが、今後、それを全国に拡大することを想定。合わせて、製品の再生プラスチック原料の使用比率を現状の15%から高めていくことを予定しています。加えて、役割を終えたReTA BASE製品の店頭回収を行い、再生利用についても検討しております。こうした取り組みにより、更なるプラスチックの資源循環を促し、石油由来のバージン原料の使用量の抑制やCO2の排出抑制などによる環境負荷の低減に貢献します。同時に、国内での完全循環スキームの運用により、衰退するアパレル業界の産業振興や雇用創出、DE&Iにも取り組み、社会課題の解決にもつなげていきたいと考えております。

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