連載コラム

第83回 ピッツェリア・イタリア料理店

[ 2015年11月27日 ]

 今回ご紹介するフランチャイズは、ワンコインの窯焼きナポリピッツァで集客する「ピッツェリアバール」、小資金開業できる「地域密着型イタリア料理店」です。

[事例1] ピッツェリアバール「PIZZERIA BAR NAPOLI(ピッツェリアバールナポリ)」

(フランチャイズ本部:株式会社遠藤商事・Holdings.)
http://endojapan.com/
~ワンコイン窯焼きピッツァを90秒で焼き上げる、二毛作業態バール~

高い集客力、「駅から徒歩12分、地下一階」の店舗も盛業中
 PIZZERIA BAR NAPOLI(ピッツェリアバールナポリ)は、昼は500円のピッツァ8種類を出すカフェ、夜は500円~1800円のピッツァ約30種類をはじめ、リゾット、ピンチョス、タパスなどの料理とワイン100種類以上、カクテル(1杯500円~)1000種類以上を提供するイタリアンバールの二毛作業態店。イタリア産チーズ、トマトソースを使ったナポリピッツァは、オリジナルピッツァ窯などの利用により約90秒で焼き上げます。

 また、基本的に、店舗はカウンター席、テーブル席、テラス席、ソファラウンジなどを備えているため、ひとり飲みから女子会などのパーティーまで幅広い需要に対応できます。昼に「うまい・やすい・はやい」ピッツァで集めた客が、ディナータイムにも来店するので、効率的に売り上げを伸ばせます。お手頃価格の美味しい料理と店舗の使い勝手の良さで集客力できるため、三等立地でも店舗は成立します。既存店の中には「駅から徒歩12分、地下一階」という店舗もあります。

職人不要で人件費抑制
 さらにオリジナルのピッツァ生地、3秒で生地を伸ばすマシン、60秒で焼成する窯を使って、アルバイトスタッフがピッツァをつくれるため、職人不要。人件費を抑制できます。客層は子どもから高齢者までと幅広く、7割が女性。平均客単価はランチが800円~900円、ディナー2000円~2500円。主なメニューはピッツァ「マルゲリータ」500円、「熟成ベーコンとアスパラ 半熟卵のカルボナーラ タリアテッレ」1300円、スパークリングワイン「スプマンテ(白)」480円(グラス)など(いずれも税抜価格※)。加盟店の収益モデルは月商約500万円、年商約6000万円です。
※商品価格は地域、店舗スタイルで異なる。

本部がアルバイトにも「ピッツァ90秒焼き上げ」トレーニング実施
 ピッツェリアバールナポリは飲食業未経験でも加盟可能。未経験店長でも、オープン前の1カ月研修で幅広い料理、マネジメントなどができるようになります。また、本部は、ピッツァ生地のノシ作業から、焼き上げるまでを約90秒で行うトレーニングを、アルバイトスタッフにも指導。加盟店の円滑な店舗運営を支えます。

加盟店募集エリア 全国
オープン前の主な加盟店研修内容と日数 研修店で調理、接客、マネジメントなどを学ぶ。約1カ月
オープン後のサポート内容 開店前後2週間程度、SVによる指導。オープン後は必要に応じ臨店指導
フランチャイズ展開開始年 2012年
直営店舗数 / 加盟店舗数(2015年11月17日末現在) 直営 8店舗 / 加盟店 31店舗
加盟者における個人加盟者、法人加盟者の比率
(※個人加盟者=脱サラなどから加盟したケース、個人事業主含む)
個人40% 法人60%
加盟者全体に占める飲食関連業未経験者の比率 50%
ロイヤルティ 1カ月総売上高の3.5%〜
標準開業資金(物件取得費別) / 標準店舗規模 約2000万円 / 20坪~30坪
加盟店の収益モデル 月商約500万円、年商約6000万円

※「加盟店オーナーからひとことコメント!」は掲載していません。

遠藤商事・Holdings.取締役COO 續 大輔氏
遠藤商事・Holdings.取締役COO 續 大輔氏
PIZZERIA BAR NAPOLI(ピッツェリアバールナポリ)
PIZZERIA BAR NAPOLI(ピッツェリアバールナポリ)

[事例2] 地域密着型イタリア料理店「イタリアン食堂」

(フランチャイズ本部:株式会社エイジーエム)
http://ptemple.jp
※リンク先は株式会社ピーテンプル(エイジーエムはピーテンプルのグループ会社)、エイジーエムのホームページは12月中旬公開予定
~小資金開業!低価格・"焼き上げ1分"のピッツァ、パスタを提供~

ピッツァ店運営ノウハウ活用し、「イタリアン食堂」開発
「イタリアン食堂」フランチャイズ本部のエイジーエムは、「ヤキタテピザ佐野」フランチャイズ(直営2店舗/加盟店5店舗(2015年11月17日現在))を展開する株式会社ピーテンプルのグループ会社。ヤキタテピザ佐野で培った経営ノウハウを基に、2015年12月に新業態「イタリアン食堂」一号店をオープンし、フランチャイズ展開を開始します。

ワンコインのピッツァ、パスタで気軽に利用される店に
 イタリアン食堂では、ピッツァ8種類(S(10cm×18cm)・M(直径20cm)・L(直径30cm))、パスタ4種類(M・L)、季節の野菜の窯焼き3種類(M・L)などを軸にメニューを構成、ほかに各加盟店のオリジナルメニューも導入予定です。ピッツァはオリジナルの冷凍生地を使い、店舗での仕込み作業を軽減、電気式ピッツァ窯で約1分で焼き上げます。パスタは2分でゆで上げ、ほとんど仕込み済みのソースを用いて、スピード提供します。ピッツァ「マルゲリータ」500円(S)、パスタ「トマトソース」500円(M)、「いろどり野菜の窯焼き」500円(M)(いずれも税込価格)など、低価格で料理を提供し、地域住民が気軽に利用する地域密着型店を目指します。平均客単価は昼が1000円、夜は1500円を想定。

店舗はテイクアウト専門型店、イートイン型店の2タイプ
 店舗はテイクアウト専門型のAタイプ、イートイン型のBタイプがあります。火や油を使う調理がないため、ダクト工事は不要、事務所物件も選択肢に入るので店舗取得費が抑えられます。また、グループ会社が店舗建築を行うため、内装工事費も抑制、加盟者の要望に沿った店づくりなどができます。標準開業資金(物件取得費込)はAタイプ(5坪)で約1000万円、Bタイプ(10坪)約1500万円 、加盟店の年商モデルはAタイプ約2400万円、Bタイプ約3600万円。

経営指導に力を入れる
 イタリアン食堂では約1.5カ月のオープン前研修で、冷凍ピッツァ生地の解凍・発酵・ノシ作業の方法など、店舗経営に必要な調理、接客、マネジメントなどについて指導するため、飲食業未経験でも加盟できます。特に本部は経営や会計に関する研修、オープン後の売上財務分析などに力をいれ、加盟店が順調に経営できるよう指導します。

加盟店募集エリア 関東
オープン前の主な加盟店研修内容と日数 約1.5カ月の実店鋪での研修、経営基礎研修、POS及び会計基礎研修
オープン後のサポート内容 販促物提供、新メニュー継続提供、経営塾、売上財務分析、毎月の臨店指導
フランチャイズ展開開始年 2015年12月予定
直営店舗数 / 加盟店舗数(2015年11月12日末現在) 直営0店舗 / 加盟店0店舗
※2015年12月一号店オープン予定
加盟者における個人加盟者、法人加盟者の比率
(※個人加盟者=脱サラなどから加盟したケース、個人事業主含む)

※個人、法人ともに加盟可能
加盟者全体に占める飲食関連業未経験者の比率
※未経験者の加盟可能
ロイヤルティ 総売上の5%
標準開業資金(物件取得費込) / 標準店舗規模
※Aタイプ:テイクアウト専門店
※Bタイプ:イートイン型店
・A:約1000万円 / 5坪
・B:約1500万円 / 10坪
加盟店の収益モデル ・A:月商約200万円、年商約2400万円
・B:月商約300万円、年商約3600万円

※「加盟店オーナーからひとことコメント!」は掲載していません。

エイジーエム代表取締役 ミアン サミ氏
エイジーエム代表取締役 ミアン サミ氏
約1分で焼き上げるピッツァ
約1分で焼き上げるピッツァ

注目のFC分野・制度紹介!
執筆者:松本陽子

ツーウェイコミュニケーションズ代表。米国オベリン大学留学を経て桜美林大学英語英米文学科卒業。FCプランナー。加盟店、及び顧客開発に的を絞ったWebサイトコンテンツ、各種販促PR企画などの立案・制作・実施を中心に、FC本部のサポートを行う。「日経MJ」などの経営専門誌のほか「レタスクラブ」女性向けサイト「21Lady.com」など一般向け媒体にも寄稿。「フランチャイズ関連セミナー」などのコーディネーター、テレビ番組出演などを通じFC事業の啓蒙活動も行う。主な著書「中高年のためのFC店開業講座」「妻と夫のためのFC店開業講座」(いずれも共著・日本経済新聞社刊)

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