日経メッセ > フランチャイズ・ショー > ニュース > 買収したモンテカルロ店名、半数超「イエローハット」に、看板替え認知度高める。

日経の紙面から

買収したモンテカルロ店名、半数超「イエローハット」に、看板替え認知度高める。

[ 2012年2月3日 / 日経産業新聞 ]

 カー用品大手のイエローハットは株式交換で3月に完全子会社化するモンテカルロ(広島市)の店舗のうち、半数以上の店舗ブランドをイエローハットに変更する方針を決めた。2013年3月期中に、店舗看板の掛け替えなどを終える予定。イエローハットの店舗名を使うことで広告宣伝の効果を高め、タイヤ交換や車検などのサービスへの誘導を狙う。

 モンテカルロから引き継ぐ24店舗のうち、5〜6割程度をイエローハットに切り替える。モンテカルロの店舗ブランドは廃止せず、イエローハットの既存店舗から近い店舗など一部の店舗はそのまま継続する。

 イエローハットの店舗は516店。モンテカルロは中国地方や東海地方など中心に店舗を展開。手薄な地域の店舗網を拡充し、業界首位のオートバックスセブンを追う。

 看板の掛け替えなど費用が発生するが、同社はテレビCMなどを使いイエローハットブランドの認知度向上を進めており、看板の掛け替えで広告宣伝の効果を高める。13年3月期の広告宣伝費は前年比2〜3割増となる30億円程度を予定している。集客力を高めてタイヤ交換や車検の受注の件数を増やし、買収効果を早期に出したい考えだ。

 イエローハットは同業のドライバースタンドを買収することでも合意しており、M&A(合併・買収)による事業拡大を進めている。規模拡大で製品の調達コストを引き下げるほか、プライベートブランドの販路を拡大して利益率を高める方針を明らかにしている。

 イエローハットの11年4〜9月期の連結業績は売上高が前年同期比11%増の483億円で、営業利益が2倍の29億円だった。カーナビゲーションシステムの販売が好調だったほか、タイヤ交換や車検などの利幅が大きい事業が伸びた。12年3月期は増収増益を計画している。

ニュースの最新記事

PAGE TOP