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セブン&アイ最高益、3〜5月、増税後の消費堅調。

[ 2014年6月11日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 セブン&アイ・ホールディングスが消費増税後も業績を伸ばしている。2014年3〜5月期は本業のもうけを示す連結営業利益が770億円強と前年同期比約5%増え、3〜5月期としては2年連続で過去最高を更新したようだ。コンビニエンスストアで利益率の高い独自商品が好調。百貨店、スーパーで増税後の販売減が小幅だったことも利益を下支えした。

 売上高にあたる営業収益は1兆4800億円程度と1割近く増えたとみられる。収益をけん引したのは国内のコンビニ事業だ。弁当、おにぎりなど約600品目を増税前後に刷新。品質を高めたり、値下げしたりすることで消費者の需要を喚起した。人気のいれたてコーヒーは、5月の気温上昇を背景にアイスコーヒーが好調だった。

 国内コンビニの既存店売上高は3月が前年同月比6・8%増。増税後の4月も0・8%増、5月も3・5%前後の増収を確保した。同事業の営業利益は550億円程度と1割強増えたようだ。

 百貨店子会社のそごう・西武の営業利益は20億円程度と約6割増えたもよう。増税前の高額品の駆け込み需要もあり、3月の売上高は22%増えた。反動で4月は約11%減と苦戦したものの、5月は約3%減までマイナス幅を縮小しており、3〜5月期としては増収を確保した。総合スーパーを展開するイトーヨーカ堂はプライベートブランド(PB=自主企画)商品が好調で営業増益を確保したようだ。

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