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ローソン、介護用品販売、佐賀に新型店舗、高齢者施設内に。

[ 2014年6月6日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 ローソンは調剤薬局やドラッグストアの機能を持つコンビニエンスストアを佐賀県の高齢者向け複合施設内に開いた。こうした立地への出店は初めてだ。ローソンは「健康」をテーマにした商品・サービスの提供や店舗開発に力を入れており、薬を扱うコンビニを今後3年で新たに500店出す計画。シニア層を意識した店づくりで、最大手のセブン―イレブン・ジャパンに対抗する。

 この「ローソンミズ木原店」は「そいよかね」(佐賀市)の敷地内に出店した。そいよかねには内科や産婦人科などの診療所のほか、介護老人ホームも入居している。調剤薬局のミズ(佐賀市)がローソンのフランチャイズチェーン(FC)加盟店として出店した。

 通常のコンビニ商品に加え、日用品や薬、介護用品など計6千品目をそろえた。玉塚元一社長は「日常の様々なニーズに対応する新タイプのローソン。今後も住宅街などにある同様の高齢者向け複合施設への出店を検討したい」と語った。

 ローソンはドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングスや調剤薬局大手のクオールなどと提携し、複合型のコンビニを約40店出している。昨年10月には東京都文京区のローソンを改装し、風邪薬やシャンプー、日用品など約5千品目を扱う直営の実験店とした。商品数は通常のコンビニの1・6倍で、改装後は1日当たり売上高が5割増えた。今後はFCも含め、このタイプのローソンを出店の一つの柱とする。

 ローソンは売上高の約3割を占めるたばこへの依存度を下げるため、食品メーカーが活用し切れていない技術を生かした独自商品も開発している。小麦や米の外皮を使ってカロリーや糖質を抑えたパン類などの「ブランシリーズ」はその一例。健康志向の消費者に人気が出ている。糖尿病などで糖質の摂取を制限しなければならない人にブランシリーズを勧める医療機関もあるという。

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