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コンビニ、飼い主囲い込み、セブン、PBペットフード刷新、ローソン、専用棚設け種類豊富に、女性・シニア層の集客強化。

[ 2014年6月18日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 コンビニエンスストア各社がペット用品売り場を広げる。セブン―イレブン・ジャパンはプライベートブランド(PB=自主企画)のペットフードを刷新し、ローソンは専用の棚を導入した。家庭でのペットの存在感は年々高まり、飼い主の多くは女性やシニア層でコンビニ各社が呼び込みたい客層と一致する。欲しい商品を一カ所で買える「ワンストップ型」の店づくりで常連客を増やす。

 セブンはPB「セブンプレミアム」のペットフード「ねこのごはん おさかなフレーク」(容量70グラム、価格80円)や「犬のごはん ごろごろ野菜」(同80グラム、同80円)などを刷新した。値段は変えず、味や使いやすさにこだわった。

 かつお節などのエキスを加え、うまみ成分を増やした。あわせてパッケージも缶からパウチタイプに変更。廃棄しやすく女性でも開封しやすくした。

 ローソンはペット用品だけを集めた専用の棚を住宅街にある店舗を中心に導入する。定番の缶タイプのペットフードに加え、牛タンを加えて牛のうまみをひきたてた国産のジャーキー、国内で製造し、マグロのだしを使ったキャットフードなど高付加価値商品を増やす。新たにトイレ用の砂なども加え60品をそろえる。「ペットも味に『飽きる』といい、種類を豊富にそろえて対応する」(同社)

 サークルKサンクスは今春、従来は棚の2段を使って販売していたペット用品を5割増やした。ジャーキーなどを充実させて30種類を取り扱う。ペット用品の5月の売上高は前年同月比5%増と消費増税後も好調だ。ミニストップも「焼きがつお」といったおやつのほか、ゼリーなどの嗜好性が強い商品を増やす。

 ネコを中心としたペットの飼い主は女性やシニアが多い。一般的にコンビニの売り場に占める食品以外の割合は3割程度。粗利も低い場合が多いが、新規顧客の取り込むにはペット用品の充実が必要と判断した。スーパーのように1つの店ですべてを購入したいワンストップ型を好む顧客層も女性やシニアが多く、食品以外の日用品も充実させていく。

【表】コンビニ各社はペット用品を充実させている   

コンビニ名   主な販売促進策

セブン〓イレブン   パッケージを廃棄しやすく女性でも開封しやすいパウチタイプに改良

ローソン   おやつ、国産品など付加価値の高い商品増やす

サークルKサンクス   ジャーキーなどを充実。売り場5割増

ミニ〓ストップ   おやつの「焼きがつお」やゼリーなどの商品増やす

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