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第47回日本の小売業調査――コンビニ、セブン一人勝ち。

[ 2014年6月25日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 コンビニエンスストア大手3社は2013年度にそろって営業増益を確保したが、伸び率では明暗が分かれた。セブン―イレブン・ジャパンは営業利益が13・9%増となったのに対して、ローソンは2・8%増、ファミリーマートは0・5%増にとどまった。

 3社の13年度の国内での合計出店数は約3600で過去最高。なかでもファミマは前年に比べて約4割出店を増やした。セブンイレブンも3期連続で過去最高の出店数となった。

 しかし、営業成績を見るとセブンイレブンの一人勝ち状態が目立つ。各社の既存店売上高は前年割れが目立つが、セブンイレブンは4月まで21カ月連続プラスを維持する。

 13年から本格的に販売を始めた1杯100円の「セブンカフェ」は年間で4億5000万杯を販売した。

 コンビニコーヒーは利益率が高いこともあり、業績を押し上げる要因の一つになった。

 セブンイレブンを追いかける2社は、いずれも独自の戦略で成長を目指している。

 ローソンは「健康」をテーマとした商品戦略を打ち出す。プライベートブランド(自主企画=PB)のパンである「ブランシリーズ」は小麦や米の外皮(ブラン)を使うことでカロリーや糖質を抑えるという特徴があり、着実に販売を伸ばしている。

 ファミリーマートは調剤薬局、農協、スーパーなどと組んで複合型のコンビニエンスストアの出店を増やす。一般用医薬品(大衆薬)を販売することなどで、従来のコンビニだけでは難しかった消費者層を取り込む狙いだ。

 シャンプーやおむつなど日用品もそろえることで、幅広い層の集客につなげる。

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