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コンビニ各社のPB商品、「こだわり」大きく表示、女性・シニア、消費を喚起。

[ 2014年6月27日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 コンビニエンスストアのプライベートブランド(PB=自主企画)商品で、使用素材などの“こだわり”をパッケージに大きく表示する動きが広がっている。ミニストップは食材の特徴などを前面に記載。セブン―イレブン・ジャパンも刷新した「のむヨーグルト」が好調だ。女性やシニアを中心にPBにも付加価値を求める人が増えるなか、わかりやすい表示で認知度を高める戦略だ。

 ミニストップは6月に発売したフリーズドライのPB商品のパッケージに新デザインを導入した。「しらす雑炊」(148円)は商品名の上に「しょうゆとかつおのうまみがきいた」と記載。「さけ雑炊」(同)も「米みそでまろやかに仕上げた」と味の特徴を載せた。

 これらはイオングループのPB「トップバリュ」のなかでも、ミニストップが開発を主導した商品。素材や味が一目でわかることもあり、「女性やシニアといったこだわりのある消費者などから好評」という。今秋に発売予定のミニストップ専用のカップタイプのみそ汁でも、同様に味のポイントなどを大きく記載する予定だ。

 セブンイレブンではPB「セブンプレミアム」で、今春に含有成分やパッケージなどを刷新した「のむヨーグルト」の販売が好調だ。「生きて腸まで届く乳酸菌入り」という文章を大きく記載。足元では前年比1割増のペースで売れている。

 好調を受けて季節の果物を使用するなど味のバリエーションを広げており、パッケージには同様の文章を入れた。「消費者がヨーグルトに期待することをわかりやすく記載することで、健康志向の女性などの購買が増えている」という。

 ローソンが販売する「健康」をテーマにした菓子シリーズもパッケージに工夫を施す。コンニャクを使ってカロリーを抑えたスナック菓子では「さっくり軽い、こんにゃく素材のスナックです。」と大きく記した。

 消費者の健康志向や「ちょい高消費」などの動きを受け、コンビニ各社は付加価値型のPB商品の開発に力を入れている。特に各社が力を入れる女性やシニアの取り込みでは従来以上にパッケージの工夫も重要になっていきそうだ。

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