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ミニストップ、アジア強化、韓国、改装し高級感、中国、新たにFC展開、出店余地大きく、苦戦の国内事業補う。

[ 2014年8月27日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 ミニストップはアジア事業を強化する。主力の韓国では既存店などに広めのイートインスペースを設けた高級感のある内装を導入し、女性などの集客につなげる。中国では新たにフランチャイズチェーン(FC)展開を始め、2015年度中に現在の2倍の100店体制にする。国内を上回る店舗数があるアジアに積極的に投資し、成長力を高める。

 約1900店と海外で最大の店舗網を持つ韓国では、14年度から大規模な既存店の改装に取り組み始めた。

 内装に木材などを使って高級感を出すほか、イートインスペースも広げてカフェ風の店舗に転換する。新店も合わせて今年度中に約260店に導入する計画だ。

 韓国では、コンビニエンスストアはタバコや飲料を買う場所として認識している人が多いという。女性を中心に長い時間くつろげる雰囲気にして他社と違いを出す。カット野菜などの品ぞろえも増やし、食品の購入も増やす。

 中国では現在、青島市に直営で約50店を運営する。同市郊外であれば「1日1店当たりの売り上げが約13万円以上あればFC展開できる」(宮下直行社長)という。直営店の実績が水準を上回ってきたことから、今年度中に6〜7店舗をFCで出店する計画。直営店と合わせて青島市の地域で早期に200店舗体制にする。

 ミニストップの国内店舗数は現在約2200店。海外には撤退を決めているカザフスタンを除き、韓国やフィリピンを中心に5カ国に出店している。13年度末時点の海外店舗数は約2400と国内を上回る。

 国内では上位コンビニチェーンなどとの競合が激しく、7月の既存店売上高は27カ月連続で前年割れとなった。14年3〜5月期の営業損益も赤字になるなど厳しい状況が続く。

 一方、海外事業では韓国が13年度に約2億6000万円の純利益を出した。国内に比べて出店余地も大きいと見ており、積極的に投資して成長エンジンとしていきたい考えだ。

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