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日経の紙面から

コンビニ「お一人様おせち」、ファミマ、こだわり具材22種類、サークルKサンクス、価格1980円、ヘルシー。

[ 2014年11月7日 / 日経MJ(流通新聞) ]

シニア・女性に的

 コンビニエンスストア各社が、1人向けのおせちを販売する。ファミリーマートとサークルKサンクスは今年初めて販売。先行していたセブン―イレブン・ジャパンを加え、大手では3社が取り扱う。量や価格を抑え、シニアや女性などの購入を見込む。単身世帯が増えるなか、コンビニが得意とする個食需要をおせちでも取り込む狙いだ。

 ファミリーマートは「和風おせち一段」の予約受け付けを始めた。同社がオリジナル商品として1人向けメニューを販売するのは初めて。価格は2人向けの「和風おせち二段重」(1万3000円)と比べて約4割安い7500円。シニア層など幅広い単身者の需要を見込む。

 全22種類の具材にこだわったという。定番のかまぼこは神奈川県小田原市の老舗メーカーのかまぼこを使った。栗きんとんは鹿児島県産の安納芋を使用し、上品な甘さとなめらかな食感が味わえるという。

 サークルKサンクスも1人向けのおせちを初めて販売する。新たに取り扱う「華GOZEN」は定番の黒豆や卵焼きに加え、豆腐ハンバーグや国産黒毛和牛焼き肉を使用。和洋の食材で見た目や味を工夫し、飽きずに食べられるという。

 同社では1万〜2万円台の商品が中心だが、1980円と低価格に設定した。豆腐ハンバーグを使うなどヘルシーさも売りにする。「ふらっと店に立ち寄って気軽に購入できる」(サークルKサンクス)といい、単身の女性のニーズを取り込むことでおせち全体の販売を前年比1割増に伸ばす計画だ。

 コンビニ最大手のセブンイレブンは「お正月料理膳」(7000円)を販売。お弁当などの配送サービス「セブンミール」を利用する高齢者のニーズを取り込む。同社は1人向けおせちを2001年から取り扱っている。「売れ行きは毎年好調に推移している」(セブンイレブン)といい、昨年17種類だった具材を24種類に増やした。

 小売り各社が販売するおせちは2〜4人前が大半。そごう・西武など百貨店では来客用として1人分のおせちを扱っているが、購入者自身が食べる「お一人様おせち」としては販売していなかった。コンビニ各社は単身者を多く顧客に持つ強みを生かした品ぞろえを進め、おせち全体の販売増につなげる。

【表】コンビニ各社は1人向けでも具材にこだわる 

商品名と特徴 

ファミリーマート「和風おせち一段」
 22種類の具材が入っており、定番メニューに老舗メーカーの具材を使った。7500円

サークルKサンクス「華GOZEN」
 12種類の具材が入っている。定番メニューに加え、豆腐ハンバーグなど洋の具材を織り交ぜた。1980円

セブン―イレブン・ジャパン「お正月料理膳」
 具材は24種類。素材の産地や調理方法にこだわり、上質感を出した。7000円

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