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コンビニ客数2月1.3%減、全店ベース、71ヵ月ぶりマイナス。

[ 2017年3月22日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 日本フランチャイズチェーン協会が21日発表した2月のコンビニエンスストアの来店客数(全店ベース)は前年同月比1・3%減で、2011年3月以来71カ月ぶりにマイナスだった。前年がうるう年で日数が1日多かった反動が大きい。全店売上高は48カ月連続のプラスだが、伸び率は0・2%にとどまる。コンビニ間の顧客獲得競争は激しさを増している。

 全店の売上高は7805億円。平均客単価が621・8円と1・5%上昇したほか店舗数も5万4922店と2・3%増え、来店客数の減少を補った。

 既存店も客数減が鮮明で、来店客数は3・9%減と12カ月連続で前年同月を下回った。コーヒーや揚げ物など店内調理品の売れ行きが堅調で客単価は2・3%増えたが、客数減を補いきれず売上高は1・7%減と5カ月ぶりにマイナスだった。

 大手チェーンの既存店売上高はセブン―イレブン・ジャパンが2・6%増で55カ月連続のプラスだった。パスタやグラタン、デザートなどの新商品が好調だった。ローソンはサラダや冷凍食品などの売れ行きが良く0・8%増、ファミリーマートも総菜やチキンが売れて0・8%増だった。

 国内のコンビニ店舗数は6万店に迫り、大手を中心に積極出店が続く。食品スーパー各社も小型スーパーを出店したり弁当や総菜など「中食」の販売を強化したりしており、業種をまたいだ競争も過熱している。コンビニ各社は需要の伸びが見込める中食のテコ入れを進めるが、中堅以下のチェーンを中心に客数減をいかに食い止めるかが課題になっている。

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