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レストラン運営のペッカリイ、イタリア料理、低価格店の出店加速。

[ 2010年4月23日 / 日経MJ(流通新聞) ]

FCの加盟募り 5年で100店目標

 高級レストランなどを展開するペッカリイ(東京・港、工藤一枝社長)は低価格イタリア料理店の出店を加速する。資金力が豊富な法人のフランチャイズチェーン(FC)加盟店を開拓、2015年8月期に現在の7倍超の100店超の体制にする。主力の高級レストランが景気悪化で伸び悩む一方で、働く女性が多い都心では女性客が多いイタリア料理業態の出店余地は大きいと判断した。

 同社は客単価1万円超の高級フランス料理店「レストラン ルーク」など幅広い業態を首都圏中心に21店(直営10店)展開している。

 08年秋、同社は食品会社からイタリア料理店「パスタフローラ」10店を買収。現在は直営が2店、FCは11店ある。都心立地が大半。生めんを使ったパスタとピザが手ごろな値段で食べられ、働く女性から支持が高い。客単価は850円。

 このほど、パスタフローラのFC加盟店オーナーを募るウェブ広告を開始、FCを中心に本格的な店舗拡大に乗り出した。現在、オーナーはすべて個人だが、今後は多店舗化できる資金力を持つ法人オーナーを募り店舗拡大を図る方針。

 11年8月期は12店を出したうえで、その後は20店ペースで出店、15年8月期には100店を目指す。「メーン顧客層である女性人口が多い街が有力になる」(丸山鉄二専務)という。将来はのれん分け制度も始め、出店数を上積みする考えだ。

 各店ごとの独自メニューも始める。現在、メニューは大半が全店共通だが、今後は総メニュー数のうち2割を地場の食材などを使った独自メニューにしていく。

 同社の10年8月期の店舗売上高は約30億円の見通し。主力の高級店で客数が減る一方、客単価5000円程度の店は堅調。今後は低価格店を収益の柱にしていく。

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