日経メッセ > フランチャイズ・ショー > ニュース > ミニストップ、手作りおにぎり2000店で、13年度めど、ほぼ全店に拡大。

日経の紙面から

ミニストップ、手作りおにぎり2000店で、13年度めど、ほぼ全店に拡大。

[ 2011年2月16日 / 日経MJ(流通新聞) ]

出来たて感訴え 女性客獲得狙う

 ミニストップは店内で調理するおにぎりの販売を2013年度までにほぼ全店に広げる。米飯工場でつくる通常のおにぎりにはない出来たての手作り感を訴える。現在は首都圏の一部店舗で販売しており、女性客獲得などに効果があるとみている。ソフトクリームなどで培った店内キッチンのノウハウを生かし、品ぞろえの独自色を強める。

 手作りおにぎりは09年9月に東京都内の一部店舗で実験を始め、現在は神奈川県内を含む約200店で扱っている。これを11年度中に約4倍の800店に増やす。店内キッチンが狭かったり周辺の顧客ニーズが見込めなかったりする一部の店舗を除き、2000店を超す全店に広げる計画だ。

 店内の炊飯器で新潟県産コシヒカリを昼食前などピーク時に合わせて炊き上げ、スタッフが一つ一つ握って包装する。製造直後に販売するため保存料を使わず、出来たてを提供できる。店内キッチンを持たない他の上位チェーンと違いを打ち出せるとみている。工場から配送する通常のおにぎりも販売は続ける。

 現在は「北海道焼鮭」「明太子」「高菜明太」など約10品目あり、中心価格は158円と通常より20〜30円程度高め。それでも「購入客の反応は非常によく、これまでコンビニで買い物をしてこなかった女性層の来店動機にもなっている」(阿部信行社長)。

 おにぎりは一般的なコンビニエンスストアの売上高の5%程度を占める主力商品。ミニストップは手作りおにぎりの取扱店拡大により、13年度にはおにぎりの1店当たりの平均売上高をコンビニ業界でトップとすることを目指す。

 同社は加盟店オーナーを含めたスタッフの研修を地区ごとに随時、開催しており、炊飯技術や衛生管理、手作りのスピードなどオペレーションが一定レベルに達した店舗から導入を進めていく。

 同社はキッチンに加えて飲食できるイートインコーナーを店内に設けている。こうした強みを生かすため手作りおにぎりのほかにも、デザートなどの「スイーツ」、店内での入れたてを提供する「コーヒー」を成長戦略の柱に位置づけている。


ニュースの最新記事

PAGE TOP