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縮む消費乗り越えろ――コンビニ、am/pm取引先、ファミマを手助け。

[ 2011年4月11日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 多くの店舗と福島・山形両県の工場が被災し、東北への米飯商品供給が滞っていたファミリーマート。助け舟を出したのが、昨年3月に吸収合併した旧エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の取引先の食品メーカー、昔亭(富山市、古田雅彬社長)だった。

 「東北の店を支援してもらえないか」。ファミマから要請があったのは3月18日。昔亭は富山市の工場から埼玉県経由の配送ルートを確保。24日には福島、山形両県の店と、両県のファミマ工場から商品供給していた新潟県の店へ「ますの寿しおにぎり」を納入した。

 配送先は最大で約230店。納入量は残存するam/pm店向けの約2倍だ。昔亭は製造開始を1〜2時間早め、仙台市の物流会社に配送を依頼。コストは増えたが卸値はam/pmと同一に。福島県の店舗オーナーは「1日30個くらい入り、最悪の状況から脱せた」とふり返る。同様にファミマはam/pmと取引していた千葉県の工場からも供給を受けた。

 2011年度にはam/pm店のファミマ転換が完了する予定で、これに伴い取引先の切り替えが進む可能性がある。昔亭の三輪健教専務は「あくまで支援。今後の取引につながるかどうかは別の話」と指摘するが、ファミマの上田準二社長は「am/pmの取引先に助けられた部分が大きかった」と語る。

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