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ドコモ、携帯マネー乗り換え容易、SIMカードに記録。

[ 2010年11月2日 / 日本経済新聞 大阪夕刊 ]

 NTTドコモは携帯電話の機種変更の際、電子マネー「おサイフケータイ」の残額などのデータも新しい端末に移し替えやすくする。2013年をめどにSIMカードと呼ばれる端末内の契約者認識用カードにデータを記録する方式に変える。利用者はカードを差し替えるだけでデータの移管ができるため、機種変更がより手軽になる。

 おサイフケータイは非接触ICを使ったサービス。レジなどでかざすだけで商品の購入や乗車券に使え、利用が広がっている。

 ただ、残額などは端末内の半導体チップに記録しているため、機種変更時は携帯販売店での操作や、小売店や鉄道会社などとの個別の手続きが必要。

 ドコモはこうしたデータをSIMカードに記録する方法に改め、移管を簡単にする。13年にもおサイフケータイの記録方式を「フェリカ」から「NFC」と呼ぶ次世代規格に切り替えるのに合わせて実施する。NFCは国際標準化が進んでおり、KDDIやソフトバンクも採用を検討中。ドコモ同士の端末だけでなく、他社の端末との間でもSIMカードでのデータ移行ができるようになる可能性がある。

 国内の携帯電話端末には現在、特定の通信会社でしか使えないように制限する「SIMロック」がかかっている。ドコモは来年4月以降、ロックを解除し、SIMカードの差し替えで通信会社を乗り換えたり、端末を変更したりできるようにする方針。

 ただ、電話機としての切り替えは手軽になっても、おサイフケータイの利用者はデータ移行を店頭で依頼する必要などがあるため、SIMカードでの移行に変えて利便性を高める。

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