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JAPAN SHOP 2020 | 2020年3月3日(火)〜6日(金) 東京ビッグサイト
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三越伊勢丹、AI×プロ、コーデ提案、スタイリスト連携、好み入力。

 三越伊勢丹ホールディングスは3月から、婦人服売り場で人工知能(AI)を活用した着こなし提案を始める。あらかじめ人気スタイリストの好みを登録した店頭のアプリに、自分の嗜好を入力すると売り場やネット通販の中からお薦めの商品が表示される。自分らしさを保ちながら憧れの人のファッションセンスを取り入れたいというニーズに対応する。

 まず伊勢丹新宿本店(東京・新宿)で6カ月間の期間限定で始める。カラフル・ボード(東京・渋谷)が配信するスマートフォン(スマホ)向けのAIアプリ「SENSY(センシー)」を取り入れたタブレット端末を2階の婦人服売り場に置く。

 提案にあたり、女性ファッション誌でモデルのコーディネートなどを手掛けるスタイリストら5〜6人と連携する。各スタイリストが100アイテムを「好き」「嫌い」で振り分け、センシーに好みのテイストを登録する。

 来店客はタブレット端末の画面でお気に入りのスタイリストを選び、アプリで10問程度の質問に答えると、スタイリストのセンスが反映された自分好みの着こなしを閲覧することができる。

 三越伊勢丹HDの自主企画商品を中心に600〜700型程度から選ぶ。スタイリストが服を選んでくれるような体験を楽しんでもらうほか、顧客自身が気づいていない潜在ニーズを引き出す。

 端末から同社の通販サイトにログインすれば、気になった商品や店頭にない色違いや型違いの商品を探すことができる。商品番号などを記録しておけば、帰宅してからもネットで購入することが可能だ。

 ターゲットは売り場で最も客層の厚い30代。この世代は「憧れの人物にそのままなりきりたいという若年層に比べ、『自分らしさを保ちながら憧れも取り入れたい』というファッション感覚を持っている」(婦人第一商品部の鈴木貴之バイヤー)。このため女優やモデルよりも身近な存在のスタイリストのセンスを生かすことにした。

 一度、端末に好みを登録すれば新製品が入荷した時に、担当者がデータに基づいて来店前に提案する商品を集めて取り置くサービスも想定する。連携するスタイリストは定期的に入れ替える。

 新宿本店を皮切りに、銀座三越など都市部を中心に複数店舗で期間限定で展開する。同社によると、30代はスタイリストのライフスタイル全般を参考にしている人も多いという。食品やインテリア売り場などにも端末を設置し、同様のサービスを展開することも視野に入れている。

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