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単純アプリで店舗補完(日経デジタルマーケティング成功のヒント)

[ 2017年3月15日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 店舗とネットを融合して新しい購買体験を消費者に提供する。こうした概念は「オムニチャネル」と呼ばれ、小売業者にとって対応が喫緊の課題となっている。メガネ販売チェーン大手メガネスーパーはデジタルを店舗の補完に活用することで、店舗運営の効率化を図ることに振り切った戦略を採る。

 1月にスマートフォン向けアプリ「メガネスーパーコンタクト」の提供を始めた。このアプリ、できることはコンタクトレンズを簡単に買えることだけ。機能をそぎ落とし、とにかくコンタクトレンズの繰り返し購入をしやすくするアプリを目指して開発した。

 アプリを利用する場合、店舗で発行されるポイントカードに記載の顧客管理番号や生年月日などを入力する。すると画面上は、直近に購入したコンタクトレンズとケア用品が既にカートに入った状態になり、顧客は商品を選ぶ必要がない。会員データに基づいて住所なども入力済み。後は必要な個数を設定したり、購入しない商品を削除したりすればよい。注文ボタンを押し、確認ボタンを押せば注文が完了する。

 カウンセリングなどを必要としないコンタクトレンズはデジタルを活用してネットで購入しやすい仕組みを整える。そうして専門知識を持つスタッフの接客負担を減らし、メガネ購入希望者の接客に集中してもらい、店舗の強みを最大限に引き出すことを目指す。

(日経デジタルマーケティング 中村勇介、http://digital.nikkeibp.co.jp/に関連記事)

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