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Uアローズ「ワークトリップアウトフィッツグリーンレーベルリラクシング」――ビジネス衣料お手ごろに(HotZone)

[ 2017年3月15日 / 日経MJ(流通新聞) ]

機能性重視の品ぞろえ

 ユナイテッドアローズ(UA)が昨年9月に東京・八重洲で開いた新型のセレクトショップが好調だ。東京駅に近いビジネス街にあることから、洗濯機で洗えるスーツなど機能性の高いビジネス向けの衣料品などを豊富にそろえる。UAの店としては価格も低めに抑えており、若いビジネスパーソンにも気軽に立ち寄ってもらうことを目指している。

 JR東京駅の八重洲地下街。駅を利用する人たちが行き交う一角に「ワークトリップ アウトフィッツ グリーンレーベル リラクシング(WTO)」がある。店舗面積は約95平方メートル。ショッピングセンター(SC)などを中心に展開する「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(GLR)」の派生業態と位置づける。

 GLR事業の2016年10〜12月期の売上高は前年同期比7・6%増と好調だ。その一因が主力店の「ユナイテッドアローズ」より求めやすい価格でそろえるビジネス関連商品。素材にこだわったスーツなどは若年層にも人気だ。

 WTOは「既存のGLRの強みを生かしながら、よりビジネスパーソンのニーズに応える」(GLR本部ファッションディレクターの坂下建二氏)ために開発した。伸縮性が高くしわになりにくいジャケットや、洗濯機で洗えるスーツなど機能性を重視した商品を多くそろえる。

 中心価格帯はジャケットが1万7千円、パンツは9千円程度と、新入社員でも手に取りやすいようにした。男性向けはほぼ全てがGLRのオリジナル商品で、女性向けも半分程度を同店の独自商品とした。オリジナルのシューズや洗えるネクタイなども用意する。

 現在の売れ筋は上下別々の素材を使ったドッキングタイプのワンピース(1万2960円)。スカートとブラウスを合わせたような見た目が特徴だ。通勤前に服を選ぶのが大変という声は多く、手軽におしゃれが楽しめる商品として支持を集めているという。

 サイズ展開も幅広い。メンズのパンツは裾上げをしないでも、購入後すぐに持ち帰れるように短めの丈の商品も用意する。袖詰めなどのサイズ調節が必要な場合も数日以内に対応する。

 短時間で気軽に買い物できるように、売り場も工夫している。スーツなどには機能性が一目でわかる下げ札を付けている。シャツは襟元の形、スーツは「スリムフィット」など着用感で分類して陳列し、商品を探しやすくした。

 「オープン当初はGLRがターゲットとする30〜40代の顧客が多かった。最近は60代の人も来店するなど幅が広がってきている」(坂下氏)。今後は女性向けでWTOの独自商品をさらに増やし、提案の幅を広げる。メンズではクールビズを意識し、コットンを使ったスーツなどの展開も計画する。(木村祐太)

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