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日経の紙面から

インフルエンサー育成、ブランド拡散に活用、バロックジャパン、アプリでコンテスト、アーバンリサーチ、雑誌とコラボで発掘。

[ 2017年8月23日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 ファッション関連企業の間で、SNS(交流サイト)で影響がある「インフルエンサー」を発掘・育成する取り組みが相次いでいる。バロックジャパンリミテッドはコンテストに応募できるアプリの配信を始めた。アーバンリサーチ(大阪市)も雑誌社やネット企業と協力する。自社ブランドを拡散する人を増やしながら認知を広める。

 アパレルブランド「マウジー」などを展開するバロックジャパンリミテッドは、スマートフォン(スマホ)アプリ「CAWAMORI(カワモリ)」の配信を始めた。会員は自らコンテストに応募したり、応募者に「いいね」を送って応援したりできる。

 コンテストの中身は、バロックのカタログに登場するモデルなどを選ぶ内容だ。外部のコンテストと連動する企画もある。まず月刊誌「JUNON」が主催する女性タレントのコンテストの応募を受け付けている。

 コンテストを通じて幅広く会員を集める。もともとバロックのブランドが好きな顧客以外でも、ネットでの情報発信に熱心な人らの参加を見込む。会員のなかからインフルエンサーになってもらえる人を探す。

 バロックでは現在、販売員やブランドのディレクターなどでSNSで人気の社員も多く、インフルエンサーとしての役割も担っている。彼女らのインスタグラムの投稿のリンクからフォロワーらが商品を買える仕組みも導入している。コンテスト参加者にもアピールしてもらう機会を設ける。

 セレクトショップのアーバンリサーチは宝島社(東京・千代田)のほか、衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイと組み、インフルエンサー発掘のコンテストを開く。

 宝島社の女性ファッション誌「sweet(スウィート)」など5誌で、応募者を集める。選考はスタートトゥデイが運営する着こなし情報アプリ「WEAR(ウェア)」で開催する。

 審査の過程でアーバンリサーチの服を着てもらい、ブランドの認知につなげる。受賞者は宝島社の公認インフルエンサーとして活動できるといった特典がある。

 インフルエンサーにアパレルブランドを立ち上げてもらおうと考えるのが、クリエーター仲介のクリーク・アンド・リバー社だ。クリエーター向け情報サイト「SOW.TOKYO」を通じ、デザイナーを発掘するコンテストの運営を始めた。アパレルのネバーセイネバー(東京・渋谷)と組み、受賞者のブランドの立ち上げや宣伝を支援する。

 「『この人の服が欲しい』と思わせる、発信力のある人を発掘したい」(クリーク・アンド・リバー社)という。

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