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注目テーマ経営者の視点(8)人手不足どうする――ローソンCFO中庭聡氏、店舗効率化に積極投資。

[ 2017年9月1日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 2018年2月期から店舗運営の効率化に向け、2つの省人化投資を始める。外国人留学生の採用を増やそうとベトナム、韓国に研修施設を設けるなどしているが、人手不足は深刻で対策が追いつかない。店舗運営を効率化するほうがより効果的だ。

 まず今期中にタブレット端末を約1万3000の全店に導入する。商品陳列や清掃の基準を画像で表示し、従業員マニュアルとして使う。揚げ物などの調理時間や数量の目安もデータを基に示し販売増につなげる。

 もう一つはレジの刷新だ。来期中に自動釣り銭機と一体化した新型機を全店に導入し、素早く正確にお釣りを渡せるようにする。英語や中国語にも対応し、外国人従業員も操作しやすくする。

 こうした費用が重荷となり、今期の連結営業利益は15期ぶりの減益となる。ただ今後の成長を図るうえで必要な投資だ。

 加盟店との契約形態も改めた。弁当の廃棄ロスなどの負担を本部と加盟店で分け合う。加盟店が廃棄ロスを恐れて仕入れを減らすと機会損失が生まれてしまう。店舗の利益を伸ばしてもらう。

 夕夜間帯の総菜やサラダ、冷凍食品などの販売を強化する。共働きの女性や単身者の需要を取り込む。1店あたりの1日売上高を4年後に1割伸ばす。

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