日経メッセ > JAPAN SHOP > ニュース > 商業施設やSC、サブカルで集客、マルイに「ゴジラ」専門店、文教堂は「アニメガ」積極出店、空きテナント、楽しさ演出。

日経の紙面から

商業施設やSC、サブカルで集客、マルイに「ゴジラ」専門店、文教堂は「アニメガ」積極出店、空きテナント、楽しさ演出。

[ 2017年10月25日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 商業施設やショッピングセンター(SC)にアニメやゲームのキャラクターグッズ専門店が続々と出店している。丸井グループは東宝と組み「ゴジラ」の店を月末に開く。文教堂グループホールディングスは新たに9月にアニメグッズ店を神奈川県内のSCに開いた。ナムコも期間限定の店舗を積極展開する。アパレル関連テナントの撤退が相次ぐなか、施設からの出店要請が多く寄せられているという。

 丸井グループは30日、ゴジラグッズの店を新宿マルイアネックス(東京・新宿)に開く。2016年に期間限定で開いた店は来店客の5割ほどを20〜30歳代の女性が占めた。新店舗では年間2億円の売り上げを目標にする。

 渋谷マルイ(東京・渋谷)の8階には、アニメ制作会社のプロダクション・アイジー(東京都武蔵野市)の直営店をはじめとするアニメ関連の店が並ぶ。丸井グループは約10店舗で年200回ほど期間限定の店舗を展開しており、売り上げは2年で4倍に伸びた。「初めてマルイに来る客層を多く取り込めた」(アニメ事業部の青木正久部長)。クレジットカード「エポスカード」にもキャラクターのデザインを用意。カードの利用状況からアニメグッズ店での買い物後、アパレルや飲食店に立ち寄る人が多いことが確認できたという。

 文教堂グループホールディングスは9月29日、「アニメガ」を横須賀モアーズシティ(神奈川県横須賀市)に開いた。年間約4店のペースで出店を増やし、現在24店舗を商業施設やSCに展開する。客層は10〜20歳代の女性が中心という。

 ナムコも全国に約30店舗展開している。1日には「ラブライブ!サンシャイン!!」の関連商品を扱う店を2週間限定でアトレ秋葉原(東京・千代田)に開いた。アニメグッズ店は「商業施設側の要望に柔軟に対応できる。改装の必要がないので出店や退店の融通が利く」(AM事業企画部の前田一也ゼネラルマネージャー)。テナントの空きスペースに悩む施設からの相談も多いという。

 ソフトウエア開発のリゾーム(岡山市)の調査によると16年にSCでファッション業種のテナントの約4500店が退店した。新規出店が3300店以上だったことから、約1200店の純減となる。若い女性のアニメ消費は旺盛で、今後も商業施設やSC内での存在感が高まりそうだ。

【表】商業施設やショッピングモールにアニメ関連商品の専門店を出店している
(会社名、店舗数、下段は主な店舗)  
丸井グループ 約10店 
新宿マルイアネックス、渋谷マルイ、池袋マルイ、なんばマルイなど  

ナムコ 約30店 
新宿アルタ、渋谷マルイ、スカイツリータウン、イオンモール幕張新都心など  

文教堂ホールディングス 24店 
新宿アルタ、新宿マルイアネックス、ヴィーナスフォート、札幌パルコなど 

ニュースの最新記事

PAGE TOP