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ローソン、人手不足に対応、店内販促物を半減、値札に商品の写真、作業時間を短縮。

[ 2017年10月20日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 ローソンは値札やポスターなど店内の掲示物の付け替えにかかる時間を減らす。店頭販促(POP)の数を減らしたり、値札に商品の写真をつけたりして作業時間を従来の半分に短縮する。人手不足で従業員の確保が課題となるなか、店舗の雑用を減らして接客に時間をかけられるようにする。

 効果が薄いポスターを減らし、内容が似通ったPOPをまとめて店舗に発送する販促物を減らす。2015年度に週平均で190枚あった販促物を、17年度に90枚まで削減する。ローソン本部の試算では、作業時間を150分から70分に短縮できるという。

 値札やポスターの付け替え作業は、商品が切り替わる深夜に集中する。深夜帯は従業員が少ないため、加盟店から「販促物を減らしてほしい」という要望が多かった。

 今年3月に東京・品川の本社近くに模擬店舗を開設。少数でも効果が高い販促内容や掲示場所などを検証してきた。付け替えに特に時間がかかっていたつり下げ式のポスターには、天井に固定する専用のフックを開発。脚立に上らなくても付け外しができるようにした。

 商品の値札も刷新した。折り返し面に商品写真と売り場名を印刷し、漢字やカタカナの表記に不慣れな外国人従業員でも、ひと目で対象商品が分かるよう配慮した。表面に掲示期間を色分けして表記し、商品の入れ替えやキャンペーン終了時にまとめて回収できるようにした。

 コンビニエンスストアは約3500品目を扱い、商品の改廃ペースも早い。出店拡大に見合った人手を確保するには採用と教育面の取り組みだけでなく、業務効率を高めるための工夫も重要になる。

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