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百貨店5社、10月も増収、高額品好調、阪急阪神5.5%増。

[ 2017年11月3日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 大手百貨店5社が発表した10月の売上高(既存店ベース、速報値)は全社そろって増収だった。3カ月連続で5社とも増収となった。10月は週末に2度にわたり台風に見舞われたが、宝飾品や時計など高額品がけん引した。訪日外国人(インバウンド)に加え、株高による資産効果もあり、日本人客にも売れた。気温の低下からコートも売り上げを伸ばした。

 売上高の伸び率が最も大きかったのは阪急阪神百貨店の5・5%増。海外ブランドの時計や宝飾品が好調で、インバウンド消費では中国の国慶節も好影響を及ぼした。阪急本店では急に気温が下がったため婦人服が大きく伸び、特にジャケット(26%増)、コート(28%増)が好調だった。同店の免税消費では化粧品などの消耗品が約2・6倍など、免税売上高が約2・1倍に増えた。

 高島屋は来店客数が前年を下回ったものの、高額の特選衣料や宝飾品が10%以上伸び、全体では2・1%増えた。9月下旬に改装オープンした高崎店も増収率を押し上げた。ただ、天候の影響を受けやすい食料品は前年を割り込んだ。

 三越伊勢丹は全体で0・6%増と横ばいだが、新宿、日本橋、銀座の基幹3店舗では宝飾時計の販売が前年を上回った。化粧品も大きく伸び、高品質をうたった新商品のニーズが高いという。

 大丸松坂屋百貨店は1・2%増加。化粧品や特選ブランドの婦人服が好調だったほか、美術・呉服・宝飾が9・7%伸びた。おせちの注文も受け付け始め、ネット受注が伸びているという。そごう・西武は0・1%の小幅増だが、高級ブランドなどが前年を上回った。

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