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イオン、店でネット商品、受け取り本格化、「ついで買い」も促す。

[ 2018年11月7日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 イオンは自社のネット通販サイトで注文した商品を、店舗で受け取るサービスを本格的に始めた。「イオンスタイルファッション」など4店舗を対象に、注文した商品を約400店舗で受け取ることができる。仕事帰りや購入者の都合に合わせて来店してもらう。顧客の利便性を高めるほか、「ついで買い」も促す。

 「キッズリパブリック」や「イオンスタイルファッション」など4つのオンラインショップを対象に始めた。ショップ上で商品を注文・決済すると、本州や四国の「イオン」や「イオンスタイル」の約400店舗で受け取ることができる。

 配送料は無料。利用者は各店舗の売り場や専用の受け取りカウンターに行き、注文番号を記載したメールを提示する。一部店舗やオンラインショップで先行して取り組んでいたが、年間で消費が盛り上がる12月を前に受取店舗を増やす。

 近年、スマートフォンを通じたネットでの購入が急増。共働き世帯も増え、自宅での受け取りが難しくなってきた。利用者の間で「自分の都合に合わせて商品を受け取りたい」との声が多かったため、イオンとして対応を検討していた。

 イオンは「ネットとリアルの融合」を通じ、店舗の常連客とネット通販の顧客に満足してもらう狙いだ。全国各地の店舗網を生かして、ネットとリアルの双方を活用した買い方を追求する。実際に来店した際に、食品や衣料品など、予定になかった他の商品を購入するきっかけにしてもらう。

 小売業の間で店頭受け取りサービスの導入は進んできた。2017年8月に「洋服の青山」を展開する青山商事が、ネット上で決済した商品を店頭で受け取れるサービスを開始。カジュアル衣料品店「ユニクロ」も、ネットで注文した商品を送料無料で店頭で受け取れるサービスを18年4月から始めた。

 「ファッションセンターしまむら」を運営するしまむらも、今秋から始める予定だ。商品選びの時間短縮や購入前に試着できる点をアピールして利用者増加を見込む。

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