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京都発紳士服のオンリー、有楽町に旗艦店、都内最大級、東京で認知度高める、スーツ生地の着物、目玉、デジタル拠点にも。

[ 2019年1月16日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 紳士服中堅のオンリー(京都市)は東京・有楽町に都内最大級の旗艦店「オンリープレミオ東京 有楽町店」を11日に開いた。2000着以上の既製スーツを扱うほか、オーダースーツや女性向けスーツなど豊富なラインアップを用意する。紳士服店が乱立する一等地に大型店を設け、東京でブランドの認知度を高める狙いだ。

 地下鉄銀座駅から徒歩1分、2018年10月に開業した複合施設「ヒューリックスクエア東京」の2階に入居する。店舗面積は約1000平方メートルで、これまで最も大きかった店舗の約2倍。ワンフロアのスーツ店では都内最大規模という。

 オンリーは1976年設立の京都発の紳士服店で、全国に約60店を運営する。「赤字店舗がないのが特徴」(沢詩朗専務)というが、従来は店舗の約半数が関西に偏っていた。

 沢専務は「今後の成長には東京エリアでの売り上げ拡大が必須。旗艦店の出店で有楽町・銀座エリアで一気にブランドを浸透させたい」と狙いを語る。

 今回の新店では、2着で税別3万8000円から仕立てられる人気のオーダースーツ「ミニマルオーダー」のほか、結婚パーティーやレセプション用途を想定した新ライン「オンリーガレリア」などを販売する。

 また、同店限定のアイテムとして初めて、オーダースーツの生地で仕立てる着物「オンリーガレリア京都テイスト」を販売する。数百種類の生地の中から選び、1着税別3万8000円で着物を仕立てられる。

 さらに、店の奥にはネットでのオーダースーツ注文をサポートするデスクや、SNS(共有サイト)用の撮影スタジオなどを備えたテストスペースを設置。今後紳士服業界でもネットの存在感が高まることを見込み、デジタル戦略の拠点として活用していく考えだ。新店の売り上げ目標は非公表だが、これまで最も売り上げが大きい店舗の2倍以上を見込んでいるという。

 同社は2019年8月期に売上高を前年比12%増の80億円にする計画を掲げており、新店の成功がカギとなりそうだ。「銀座・有楽町エリアでナンバーワンの売り上げを誇るスーツ店を目指したい」(沢専務)と力を込める。

 紳士服業界ではオーダー商品を中心に新店を開く動きが相次いでいる。オンワードホールディングス子会社のオンワードパーソナルスタイル(東京・港)はオーダースーツ店「カシヤマ ザ・スマートテーラー」を19年2月期に50店舗体制とする見込み。ワールドも18年にカジュアル衣料も含めたオーダーを請け負う新ブランドを立ち上げた。

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