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良品計画「部屋づくり相談」――収納スッキリ、快適に、解決親身、家具も提案(新サービス記者がチェック)

[ 2019年2月4日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 無印良品を展開する良品計画の生活関連サービス「部屋づくり相談」。単におしゃれな部屋づくりを提案するのではなく、顧客の生活に合わせた居心地の良い空間づくりを目指す。部屋に普段は物があふれて困り果てている記者(27)も挑戦してみた。

 「部屋づくり相談」は「MUJI SUPPORT(ムジ サポート)」と呼ばれる、暮らしに関する様々なアドバイスをする取り組みの1つ。全部で4つのサービスに分かれ、他に収納相談やサイズオーダー、取り付け施工がある。

 1月中旬、無印良品池袋西武を訪れた。さっそく相談を始めると、シニアインテリアアドバイザーの村上朋子さんが気さくに話しかけてくれる。窓口には大きな画面が置かれ、間取りのシミュレーションを映すことができる。村上さんは部屋のサイズや窓の位置、ベッドの配置などをヒアリング。すぐにモニター上に部屋の間取り図を作り、映し出した。

 続いては肝心の悩み相談。記者の部屋には旅行の時しか使わないキャリーケースが2つと、引っ越しをしてから全く空けていない大きい箱が置かれている。部屋のスペースは余っているが、物が無造作に床に置かれ、まとまりがない。

 すると「箱の中身は何でしょうか。普段使う物でしょうか」と村上さん。「普段使う物は手の届きやすいところに、めったに使わない物はクローゼットの中にしまいましょう」。結局、クローゼットにしまっていた衣料品を外に出して、箱に入っている物を収納することになった。

 問題のキャリーケースも村上さんが解決してくれる。高さが調節でき、仕切りを付けて2段にもできる棚をベッドの横に設置する。クローゼットから外に出した衣料品は上の段に、下の段にはキャリーケースを入れ、スペースを有効活用できるようになった。

 「よく使う物は目の高さになる2段目に」との忠告も。洋服の収納では「ハンガーに掛けて部屋からいつでも見えるのが心地良いか、引き出しのような入れ物に入れて、普段は見えないのが良いか」と快適さを重視した提案で、満足感を持って店を後にした。

ここがポイント
利用者増へPR工夫を

 「部屋づくり相談」のサービスは無料で、村上さんのようにインテリアアドバイザーの資格を持った専門家が顧客の悩みに適切な答えを出してくれる。良品計画では相談をきっかけに店での商品購入や有料での採寸などにつなげている。

 「居心地の良い家で過ごしたい」「こんなに増えてしまったモノをどうすれば収納できるのか」――。こうした悩みを抱えている消費者は少なくないだろう。現在は公式ホームページ、スマートフォン(スマホ)アプリ「MUJI passport」、店頭の3通りで、全体の半数の申し込みが店頭での案内という。

 良品計画は今後もサービス内容を拡大する方針。それをきっかけに顧客への告知方法について、ネットの有効活用などさらに工夫できれば、利用者増につながりそうだ。(勝野杏美)

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