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サークルケイ四国、カフェ併設コンビニ展開、9月1号店、本部に採用呼びかけ。

[ 2010年5月24日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 【松山】四国でサークルKを運営するサークルケイ四国(松山市、村上栄一社長)は、カフェ併設型のコンビニエンスストアを展開する。カフェはメニューを含めて独自に開発した。9月に松山市内にひな型となる1号店を開く。集客でカフェとの相乗効果は大きいとみており、サークルKサンクスの本部にも採用を呼びかける。地域のコンビニ運営会社が新業態を手掛けるのは珍しい。

 1号店は店舗面積154平方メートルで、このうち100平方メートルがコンビニ、残りの54平方メートルがカフェ。入り口やレジは共通で、顧客はコンビニとカフェを自由に行き来できる。ただしコンビニで買った弁当などはカフェに持ち込めない。

 カフェの名称はサークルKにちなんで「K'sCAFE(ケイズ・カフェ)」とする。14卓38席あり、床やテーブル、いすなどは落ち着いた色調とし、独立性を持たせる。営業時間は午前9時から午後9時まで。

 メニューはサークルケイ四国が独自に開発する。エスプレッソマシンを使ったコーヒー(300円の予定)など30品目。フードは調理パン4品目(250〜300円)、パスタ4品目(400〜500円の予定)。フードはコンビニの店頭でも同じ価格で販売するが、カフェでは皿に盛ったり加熱したりする。

 新型店の初年度売り上げ目標は2億円で、同社の一般的なコンビニより25%高く見込んでいる。当面、直営で運営するが、半年後からのフランチャイズチェーン(FC)化を検討する。

 昨年6月に高知市内にカフェ併設型の実験店を開いたところ好調なため、多店舗化を決めた。実験店はカフェの席数が64でコンビニと合わせた店舗面積も500平方メートルと大きい。これに対し9月に松山市内に開く店舗はFC化を前提とした初めての標準店となる。

 サークルケイ四国は「このコンセプトは他地域でも使えるはず」とみており、サークルKサンクスの本部に積極的に提案していく。

 サークルKサンクスの本部は「本部も新業態の開発に取り組んでいるところで、地域の運営会社が新しい店づくりにチャレンジするのは良いことだと考えている」と評価している。

 サークルケイ四国 サークルKサンクスが契約するエリアフランチャイズチェーン(FC)の1社で、現社長の村上栄一氏が1996年に設立した。現在の株主構成は協和汽船グループのイマダイコーポレーションが65%、サークルKサンクスが35%。資本金は6000万円。

 四国4県と広島県の島しょ部にサークルKを計164店(うち直営11店)展開しており、2010年2月期の全店売上高は254億円だった。サークルKサンクスのエリアFCは同社を含めて11社ある。

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