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次世代有機EL材料、東京化成に製造委託、山形大発VB。

[ 2017年12月12日 / 日本経済新聞 地方経済面 ]

 山形大学発ベンチャーのフラスク(山形県米沢市)は、山形大や同社で開発した有機・無機半導体材料の製造を東京化成工業(東京・中央)に委託する契約を結んだ。高輝度・長寿命・省エネの次世代有機EL材料などの生産を委託する。少量合成のサンプル提供から将来の量産化までを視野に入れた契約だ。

 フラスクは、有機EL研究の第一人者である城戸淳二・山形大学教授を最高技術責任者に2017年4月に設立した同大発9社目のベンチャー。同大が科学技術振興機構(JST)や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトなどを通じて特許を取得した材料を、産業界のニーズに合わせて使いやすくする研究開発などを目的にしている。

 ベンチャーのため工場開設はできず、委託製造先を探していた。東京化成工業は医薬品の試薬合成などを手掛けており、高純度の材料を安定して製造できると判断、委託を決めた。

 有機ELは大型テレビやスマートフォンのディスプレーとして採用され市場が拡大しており、次世代材料を国内外の有機ELディスプレーパネルメーカーや有機EL照明メーカーに供給する。一部サンプル出荷も始めたという。

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